2016年北関東旅行 4日目 赤城山、日光東照宮

 赤城山は上毛三山の一つであり、100名山の一つでもある群馬を代表する山のようです。
 この山も榛名山同様に、火口湖まで車道が通じており旅館やレジャー施設が立ち並んでします。
 ただ、県外民的には赤城山よりも榛名山の湖畔のほうが栄えているように見えましたねぇ。
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4日目 赤城山・日光東照宮
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 登山口はビジターセンターの駐車場です。
 ガイドブックに従って、赤城神社、山頂、覚満淵を周ってきました。
 旅館等は大洞に集まっていますが、結構古びているものが多く、本当に営業しているのか?と疑問に思うほど。
 かなり昭和感があります。
 まあ天気もあんまりぱっとしないものでしたから、こんなにどんより見えるんですかね。
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 赤城神社へは小さな橋を渡って行きます。
 ここで登山の安全を祈願して、出発。帰りに御朱印でももらおうかと考えました。
 北側に向かっていくと、赤城山最高峰の黒檜山への登山口があります。
 登り道は基本的に尾根上の道をひたすら登っていくことになります。
 やはり100名山だからか、早朝にも関わらず多くの登山者と出会いました。
 ゴールデンウィークに残雪の無い100名山なんて少ないですからね、赤城山は人気なのでしょう。
 休憩も特にせず、ひたすら登っていきます。
 体が良い感じに暖まってそろそろ休憩しようかと思うくらいで外輪山稜線に到着。
 少し北側に進むと、黒檜山頂(1828m)に到着。
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 山頂は広いですが、ものすごく展望が開けているわけではありません。
 まあ、この日は何だかかなり霞がかっているので、あまり遠くまで見渡すことは出来なかったのですが。
 
 休憩後、駒ヶ岳へ向かっていきます。
 途中、祠のある南峰があるのですがこちらのほうが展望は良いかな。
 稜線上の道も整備されており、両側に開けているので開放感を感じながら歩いていくことが出来ます。
 独立峰の山だから、空気が澄んでいたらどこまでも見渡すことが出来たんだろうなぁ…。
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 駒ヶ岳にここは少し狭いですが、駒ヶ岳直下から登ってきた人にとっては良い休憩ポイントでしょう。
 居心地も良いしね。
 ではこれから下っていきます。
 下りの道は鉄製の登山道が付いていますが、かなり幅が狭くてすれ違うことが不可能です。
 渋滞とかもするかもしれません。
 ひたすら下っていくと駒ヶ岳登山口に到着。
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 ついでに覚満淵にも寄っておきます。
 ここは小尾瀬とも呼ばれる湿原のようで、季節によっては多くの花が咲き乱れる楽園になるようです。
 でも、今はまだ5月初旬。
 花なんて一切咲いていなくて寂しい!
 おたまじゃくしの大群を見て暇つぶしをして、ビジターセンター駐車場に戻って、登山終了。
登り(駐車場~山頂):1時間35分、下り(山頂~覚満淵~駐車場):1時間30分
累積標高差:約550m

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 次はこの旅行の目的地の一つ、日光東照宮に行きました!
 やはり北関東と言えば日光東照宮でしょう。(というかそれくらいしか知らない…)
 東照宮に近づくと一気に車が増え、遅々として進まなくなりました。
 駐車場もどこも満車ばかりのようでしたが、バイクなので満車でも駐車することが出来ました。
 やっぱりこういうところ行くにはバイクが最高ですね!
 海外の観光客も混じるくらいの多くの人と一緒に本殿を目指します。
 輪王寺は修理中でした。
 それにしても修理中の建物が大きいな…仮設とは思えません。
 鳥居に向かっていく道もものすごく広いです。
 私の故郷の初詣か、っていうくらい人も多いです。
 正月になったらもっと人増えるんだろうな…。
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 入場料金は1300円。寺社にしては少し高めのように思えますが、中の豪華さを考えれば納得のレベルです。
 受付を超えるといきなりものすごい建物が立ち並びます。
 何というか、豪華絢爛というか一帯が彫刻や絵画の美術館のようになっているように感じます。
 有名な3猿などもいます。
 本当にどこもかしこも、美術品であふれかえっています。
 ここまで密度の濃い建造物群は、日本国内にはこの他には無いように思えます。
 そのくらい、…凄いです。あまり言葉が出てきませんが。
 というか素人には全ての作品を認識することが出来ません。
 むしろ東照宮の美術群を説明する本とか読むほうがよく分かっていいかも。
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 奥の院には宝塔があり、ここに家康が眠っておられるようです。
 表の豪華絢爛さに比べたら、奥の院は質実剛健さが見られて落ち着きます。
 宝塔の前には三具足があり、鶴の姿が何だか最後の番人のような感じがあって格好いいです。
 奥社に行くまでの門にはかの有名な眠り猫がおりますが、周りの欄間にも多くの動物があり、どれも異なります。
 いや、ほんまにすごい美術群です。今でもこれくらいのレベルのものを作るには大変苦労するでしょう。
 というかこういうのは単に力技だけで作れるものではありません。
 数多くの文学者や美術者、陰陽に通じる国学者たちも全力を尽くさないと作れません。
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 次は一宮の一つであり東照宮の隣にある二荒山神社にも行きました。
 ここもかなり良い建造物なのですが、やはり東照宮に行った後なので地味に見えます。いや、しかたないんすよ。
 200円くらい支払えば霊泉のある方にも行くことが出来ます。
 水を飲めば美人になるらしいよ、なってもしょうがないけど! 
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 この日は栃木県塩谷町自然休養村センターに泊まりました。
 バンガローなどもありますが、キャンプも出来ます。
 一人500円と、比較的町に近い割にはかなり良心的です。
 ただし幕営地は少し傾斜があるところが多く、あまり大きなテントでは不便かも。
 また、ゴールデンウィークなのに自分以外にキャンプしている人がおらず、穴場的で満足です。
 石とかに座ってぼーっと田舎の風景を楽しむことも出来ましたしね。
5日目 八溝山
に続きます。

旅行記

Posted by YU