2011年四国一周ツーリング 2日目 南阿波サンライン~龍河洞スカイライン

 2日目は徳島の日和佐近くの南阿波サンラインから、高知県の龍河洞近くの龍河洞スカイラインまで行きました。
関連記事
1日目徳島市~日和佐
3日目龍河洞~興津
4日目入野海岸~日平公園
5日目篠山~滑床キャンプ場
6日目三本杭~佐田岬
7日目佐田岬~朝倉ダム湖畔緑水公園
8日目別子銅山~橘ノ丘総合運動公園
9日目高松市~津田の松原
2011年四国周遊総括


2日目 南阿波サンライン~龍河洞スカイライン
2日目IMGP2463.jpg
 南阿波サンラインは幅の広いワインディングが楽しめる道が続き、かつ景色も良くて大変気持ちが良かったです。この辺りは千羽海崖と言って、海が近く起伏の激しいリアス式海岸ぽくなっています。南阿波サンラインは山の中腹にあり、展望台などから南東側に展望を楽しめるようになっています。
 
IMGP2464.jpgIMGP2465.jpg
IMGP2466.jpgIMGP2468.jpg
 迫力があり変化に富む景色は、走っていて全く飽きさせません。沖には大島があったり、延々と続く室戸岬方面を望むことが出来るなど、まさに観光地らしい気持ちがよい場所でした。
 サンラインが終わった後は国道に戻り、宍喰を越えて、室戸岬を目指します。室戸岬への道は片側1車線ですが信号がほとんどないので快走できます。右側に断崖、左側にどこまでも続く太平洋を見ながら走るのはやはり気持ちが良かったです。
IMGP2469.jpgIMGP2470.jpg
 室戸岬のエリアに着いて、まずは弘法大師が修行した洞窟だと言われる御厨人窟・神明窟
に行きました。洞窟と言うほど広かったり長かったりはしないのですが、中には祠があり香が焚かれていて、雰囲気が普通の洞窟とは異なっていました。
 次は室戸岬です。駐車場から遊歩道が続いていて四国最東南端の豪快な風景を楽しめるようになっています。弘法大使師ゆかりの岩などが多く、景色以外も楽しめるようになっています。
IMGP2471.jpgIMGP2472.jpg
IMGP2473.jpgIMGP2474.jpg
 このとき、遊歩道には縞柄の猫がいて可愛かったなあ~…。こちらが近づいたらあっちも近づいてきて、すりついてきますからね。観光客や地元民に愛されているのでしょうか?
 駐車場脇には土産物屋と展望台があります。ここからも太平洋の絶景を眺めることが出来ます。
IMGP2476.jpgIMGP2477.jpg
 室戸スカイラインに上って灯台を見に行くことにします。駐車場から少し歩道を歩くと室戸岬灯台です。ここからも室戸岬の岩礁や太平洋を望むことが出来ます。どこまでも続く海は良いですね…。
 この室戸岬灯台からの景色が、室戸岬の展望所では最も良かったと思います。
IMGP2478.jpgIMGP2481.jpg
 室戸岬の次は道の駅キラメッセ室戸に寄りましたよ。ここには鯨の資料館と鯨料理を食べられるレストランと土産物屋があります。まずは鯨の資料館に入りました。
 資料館の料金は一人350円。主に、鯨の種類や生態、室戸の捕鯨文化が展示されています。
 レストランでは鯨の竜田揚げを食べました。普通に美味しい…。他にも鯨料理があるので、また来たとき食べてみたいですね。鯨なんてなかなか食べられるものじゃないし。
 室戸エリアの次は、奈半利から北上していった超のどかな村にある中岡慎太郎館に行きました。料金は通常一人500円ですが、このとき雛祭り企画がなされていて料金が安かったです。何円だったかは忘れた。
 中岡慎太郎館では、坂本竜馬と共に幕末を変えていった中岡慎太郎の生涯や人物評などが紹介されています。特に印象深かったのは、飢饉時に村でゆずを栽培したり農民のために奮闘したりしたことですね。このとき植えられたゆずは今でも残っており、中岡慎太郎館のある北川村の特産物となっているようです。
IMGP2479.jpgIMGP2480.jpg
 中岡慎太郎館の近くには中岡の生家があります。ここにも立ち寄ってみました。
 このとき雛祭りシーズンでしたので、生家にも雛祭りがありました。生家は普通の昔の家な感じです。しかし、周りが超のどかで静かですので、かなり良い雰囲気でしたよ。この昔の家と村全体の雰囲気がかなりマッチしていました。
IMGP2482.jpgIMGP2483.jpg
 さらに西に向かってたどり着いたのは、安芸市です。国道沿いは賑わっているのですが、内陸に向かうとすぐに田園風景が広がるようになり、かなりのどかで美しい…。
 まず行ったのは野良時計。この近くに駐車場があり、安芸を観光する中心となります。このときは菜の花が満開で、道脇や花壇を彩ってくれていました。
 次は土居廓中。ここは安芸を治めていた土佐藩家老の家臣が暮らしていた武家屋敷群で、その中の一つは一般公開されていて何の断りも無く入っていくことが出来ます。その屋敷の周りにも歴史を感じさせるような塀や小路が多く、静かに散歩を楽しめるようになっています。
IMGP2484.jpgIMGP2485.jpg
 屋敷の中は昔の生活の様子を垣間見ることが出来るようになっており、台所や便所や縁側など、何気ない屋敷の作りがかなり興味深かったです。舞台セットに入ったみたい、というのではなくて、本当に当時に行ってみた様な錯覚を覚えてしまいましたよ。
 次は、安芸城跡にある安芸市の歴史民族資料館。ここでは安芸市の歴史や安芸市の偉人などが紹介されています。三菱財閥の基礎を築いた岩崎弥太郎についての展示が、やはり一番の見所かな。その他にも、明治~昭和初期の庶民の道具なども展示されていたりして、まさに「庶民」のような親近感覚える展示もあって面白かったです。
IMGP2486.jpgIMGP2487.jpg
 歴史民族資料館の近くに、かつて安芸城の本丸があった丘の上に登ってみましたが、特に何の跡もなかったです。ただ、平坦な土地が往時を偲ばせるだけ…。
 安芸城跡の近くにも武家屋敷がありますが、ここは屋内には入れない模様。しかし、縁側からの景色を見れたりして、やっぱり良いです。
IMGP2488.jpgIMGP2490.jpg
 野良時計や安芸城から離れた場所にある、岩崎弥太郎生家にも寄りました。藁葺きの昔ながらの家で、庭には岩崎弥太郎が作った日本列島を模した岩があったりします。
 「三菱」の由来となった家紋などもあります。しかし屋内には入れないようです。
IMGP2489.jpgIMGP2491.jpg
 安芸市を出発して、西に向かいます。途中、白砂青松100選に選ばれた琴ヶ浜に寄りました。ここからは広大な太平洋はもちろん、遠くに室戸岬を望むことが出来ます。少し小石が多い浜で、新鮮です。
 
IMGP2492.jpgIMGP2494.jpg
 この辺りで夕方になってきて、資料館などに寄れなくなってきたので、スーパーに入って食材を買って、どこかで野宿することにしました。次の日は最初に龍河洞に寄る予定だったので、龍河洞スカイラインの道脇で野宿しました。意外に人が少なくて良かった…。
 スーパーで買ったのは、高知名物のカツオのたたきと「チキン原人」などと言う変な名前の食べ物。カツオのたたきはやはり美味しかった!ただ、今回は塊を買ったのですがナイフではスライスするのが難しく、最初からスライスされたものを買ったほうがよかったと思いました。チキン原人は、普通のフライドチキンだった…。
3日目龍河洞~興津へ。

クジラ・イルカ大百科 クジラ・イルカ大百科
(1998/07)
水口 博也

商品詳細を見る

旅行記

Posted by YU