2010年東北旅行 10日目 岩手山
2010年の8月13日から29日までの17日間、東北旅行をしました。
この日は岩手山登って、八幡平のキャンプ場まで。
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16,17日目帰宅&総括
10日目 岩手山
この日は岩手県民の誇りともいえる100名山、岩手山に登りました。地図を見てもわかるのですが、岩手県中心都市の盛岡にかなり近いところにそびえています。おそらく盛岡市内のどこでも見ることが出来るような山なのでしょうね。
結構大きな山なので、ぎりぎり足元が見えるようになった時間に馬返しを出発。自分が一番だ!と思ったら、もう先を歩いているグループいくつもいました。このぐらい早くから登るのが普通なのでしょうか?
最初は樹林帯の中を登っていくので薄暗いです。が、階段や砂礫道などでは麓方面を一望でき、気持ちが良いです。
登っていくにしたがって木々の背丈が小さくなっていき、草本類が多くなってきます。この辺りまで来ると展望もさらによくなってきます。盛岡の盆地に溜まった朝もやをは、見事な雲海を作っていました。
北上山地は早池峰山くらいしか高い山が無いので、どこまでも雲海が続いているように見えます。
さらに登っていくと雲海の上に雲があるという珍しい光景に出会いました。感動はしたのですが、さらに上はガスっていないか不安でした。
さらに登ると案の定、ガスってきました。しだいに風も強くなり、真夏でも上着がないと寒いくらいです。
ガスの中、8合目避難小屋に到着。ここには冷たい水も湧いており、避難小屋にはトイレもあります。朝一でガンガン登ったのにこんなに人がいるということは、おそらくこの人たちは避難小屋内で宿泊したのでしょう。
砂礫を踏みしめながら岩手山の火口縁まで来ると、風がものすごく強くなってきました。火口縁は広いので滑落の心配はあまり無いのですが、それでも少し危なかったです。まっすぐ歩くことが出来なかったのですから。
強風でぶっ飛ばされそうになりながら、岩手山山頂(2038m)に到着。速攻で写真を撮って下山開始。いつもは山頂で休憩するのですが、今回は山頂で休憩すると逆に体力を消耗してしまいそうだったので休憩は8合目避難小屋ですることにしました。
8合目避難小屋の中はかなり広くてきれいです。数十人泊まれるんじゃないかと思えるほど、縦方向にも大きい小屋です。夏山シーズンは管理人が常駐し、宿泊するには金が必要ですが毛布の貸し出しがあります。また、カップラーメンなども売っています。
休憩後は往路を下って行きます。下るにしたがってガスが無くなってきましたが、山頂方面はガスったままでした。
下山後は登山口に湧く鬼又清水でのどを潤し、顔を洗って休憩しました。
登り3時間20分、下り2時間10分。
累積標高差は1400mでした。
次の日には八幡平を登るので、この日は後生掛キャンプ場に泊まりました。バイクではフリーサイト大人一人500円です。また、ここで泊まると後生掛エリアの日帰り温泉100円割引券ももらえます。
テントを建てて、夕方くらいに近くの大沼温泉で入浴しました。通常料金は500円です。民宿、食堂、温泉併設の施設です。温泉は民宿の浴場を少し広くしたような感じですが、浴槽に温泉成分がいっぱい溜まっているのでかなり温泉らしさがあります。
11日目 八幡平へ。
1000ピース エドヒガン桜と岩手山 10-472 (2005/01/11) アポロ社 |