風頭山・雁峰山 登山

2020年1月27日

 2010年の2月13、14日にかけて登山に行ってきました。
 真冬だけどキャンプしましたよ。
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風頭山
 早朝にバイクで名古屋から風頭山麓の額田町へ向かいます。風頭山の登山口に行くには少しコツがありまして、332号線から37号線に交わる寸前に右側に道があり、そこから進んでいくと三叉路が二つあり両方とも右側に行って林道に入ります。墓場を右に見てさらに進むと「風頭山登山口」と大きく書かれた看板があります。駐車場は無いので、車で来た人はどうにかして邪魔にならないところに置くしかありません。
 ここまでバイクで行きましたが、ものすごく寒い!服6枚、ズボン2枚、上下防風着を装備していましたが、それでも寒かったです。道路にある温度計は0度ですが、こんなにも寒いとは思わなかった。
風頭山登山口風頭山登山道
 
 登山口からは少し荒れた林道を進んでいきます。途中に分岐点がありますが、看板があるので大丈夫です。沢筋の林道をさらに登ると、人しか通れないような本格的な登山道となります。
 植林地の沢筋を登っていくと、ひょっこりと林道に出ます。これ以降の道には水がありません。林道を横切って左の方に行くとテープがありさらに登山道が続いています。ここからは稜線までジグザグの道をずっと登っていくことになります。下草が少ないので自分がジグザグの道を歩いているという実感を持てて面白いと思います。
道から逸れた三角点やせ尾根から
 稜線に出ると、左のほうに山頂、右のほうに標高551,2三角点があります。ガイドブックに三角点の道が書いてあったので、一応行ってみることにしました。稜線分岐から三角点へは大体10分前後で、なだらかな稜線を歩いていくことになります。しかし、三角点に行ってもあまり展望が開けていたりはしないのでほとんど意味は無いかと思われます。
 風頭山山頂への道も稜線上を歩いていくことになります。途中の岩が露出したやせ尾根からは、北側の小学校方面に展望が開けています。やせ尾根から少し進むと、山頂です。
風頭山山頂豊橋平野方面
 少し急勾配の道を進むと、風頭山山頂(597m)に出ます。結構大きい看板もあったりして、地形図に載らないマイナーな山とは思えないほどです。山頂から右のほうに行くと岩の展望台があり、南側にある豊橋平野などを一望することが出来ます。
 
谷の村大日山山頂
 山と山に挟まれた谷にちょっとした村があるのが印象的でした。
 山頂からさらに東に行くと、大日山。さらにさらに東に行くと、名山として名高い本宮山に通じています。大日山への道は単調な道ですが、たまに北側に展望が開けます。651,1三角点から東南東へと進むと662m最高点に行くことが出来ます。
 
気持ちのいい平地を行く大日山山頂?
 662m最高点への道の途中にはかなり平坦な植林帯があって、歩いていて面白いです。
 平地から少し登るとちょっとした目印があります。ビンの中には登山者のメモみたいなのがありました。それによると、ここの662m最高点が大日山と言うらしいです。ガイドブックには651,1m三角点が大日山と書かれていましたが…。
 最高点から下山を開始します。登るときに危険な箇所も無かったので、下りも危険な箇所はありませんでした。しいて言うなら、傾斜が急のところはやはり気をつけたほうがいいです。
 
 登山口から最高点まで2時間10分。最高点から登山口までは1時間20分でした。
雁峰山
雁峰山 次は雁峰山(がんぼうさん)です。この山は、長篠の戦いで鳥居強右衛門勝商が狼煙を上げたとして有名な山らしいです。近くには設楽原の歴史資料館や馬防柵があったりする、歴史ロマン溢れる地域の山です。
 本宮山の東のほうにある須長地区の21号線沿いに登山口がありますが、おそらく駐車場は無く路駐も出来ないほど道はあまり広くないし車通りも多いです。なのでどうにかしてどこかに車を置かなければなりません。
 
雁峰山登山口空堀状の道
 登山口の看板から、民家の間の砂利道を通っていきます。民家が間近すぎて少し気まずいです…。
 登山口から山頂までのほとんど全ての道は空掘状になっています。ということは、この登山道はよく人が通っていた道なのでしょうか?今はほとんど使われていない街道の道にはよく空掘状の道があったりしますので、昔の人はこの道を使って山向こうの町に行ったりしていたのでしょうか。
涼み松真っ黒な土
 沢を越え、林道を越えてずっと進んでいくと、涼み松という昔の人がよくこの松の場所で涼んでいたことからこの名前が付いた場所に着きます。現在でもこの場所は風通しがいいですが、残念ながら展望はありません。
 さらに進んで荒れた林道を越えると、土が真っ黒の場所を通ることになります。この土は黒ボク土だろうか?触ると粉っぽいんだか粘土っぽいんだかよくわからない感触でした。
 
雁峰山山頂 また林道に出て、少し進むと雁峰山山頂への標識があります。それに従って登っていくと雁峰山山頂(628,3m)に着きます。山頂には展望は無く、オブジェクトもほとんどありません。狼煙の跡とか作れば面白いと思うんだけどね…。
 下山していくと、登りでは気づかなかった景色を少し見ることも出来ましたが、やはりこの山は全体的に展望は良く無かったです。歩いていくこと自体に面白みがあったから、まあよかったです。
 登り1時間40分、下り1時間でした。
2日目 雨生山・金山、富幕山へ。
 

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Posted by YU