雨生山・金山、富幕山 登山

2010年の2月13、14日にかけて登山に行ってきました。
2日目も愛知県南部の山。
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雨生山・金山
雨生山・金山 雨生山(うぶさん)・金山への登山口がある滝堂林道は通行止めとなっており、林道入り口から歩いていくことになります。私が登ったときは偶然この地域で道路工事が多かったので、林道入り口へ行くのにかなり苦労しました。どうやってきたか正確には覚えていないので、ここで林道入り口への行き方を書くことは出来ません…。
 林道入り口には少し広い場所があるので駐車には困ることは無いでしょう。
雨生山への道蛇紋岩の植生
 林道を進み、沢を横切ってさらに林道を登ると雨生山への登山道があります。ここからは中部電力の道を進んでいきます。雨生山は蛇紋岩の植生らしく、低山なのにかなり植生が乏しいです。なのでかなり広々としていて展望が良い場所が多く、歩いていてかなり気持ちがいいです。
 道を進んでいくと反射板があります。反射板って一体何を反射させるの?と思ってググってみると、山の陰に隠れて電波が届かないところに電波を届かせるようにするためだそうです。
吉祥山を眺望南側の展望
 この反射板辺りからは、ものすごく美しく吉祥山を眺めることが出来ます。裾野の広いこの山はいかにも「山」らしくて面白くもあります。
 反射板から少し戻って雨生山・金山分岐点から雨生山を目指します。稜線上を歩いていくことになりますが、アップダウンは少なく、展望はかなりいいので歩くのが面白かったです。特に小ピークから見る浜名湖は大変美しいです。
雨生山山頂金山山頂
 雨生山山頂(313m)はあまり展望がよくありませんが、全く展望は無いというのではなく木々の間から少し景色を見ることが出来ます。
 ここから分岐点に戻って、金山へ目指します。金山へ進んでいくと蛇紋岩エリアはもう終わったのか、植生が普通の低山のように常緑広葉樹林ばかりになってきます。しかし砂利道は少しだけあります。
 金山山頂(423,4m)は展望はありませんが、近くの反射板の近くからは少しだけ遠くを眺めることが出来ます。
 この後一旦下山してから富幕山に行くか、そのまま瓶割峠に歩いて行くか悩みましたが、いちいち荷物を整理したりするのが面倒くさいのでそのまま峠を目指しました。
富幕山
富幕山 金山から滝堂林道に下りて、東側に行って峠を目指します。林道出口には砕石場がありますが、この日は休みで稼動していなかったので横を通り抜けていくことが出来ました。もし平日に来ると、林道から峠へ行くことが出来なかったかもしれません。ちなみに、金山登山口から瓶割峠へは大体20分ちょっとぐらいです。
 砕石場を出て右に進むと扇山林道があり、その入り口に富幕山登山口があります。登山口には2~3台ほどの駐車スペースがあると思います。登山口の看板にはこの道の歴史などが書いてあります。
瓶割峠長い稜線を行く
 峠からは急登が続きます。一気に240mほど標高を稼いで、広々としている扇山にたどり着きます。ここからはなだらかな稜線歩きが続くので、体力の消耗は少なくなります。
 扇山から富幕山までずっと樹林帯の稜線を歩いていきます。道はかなり広々としていて歩きやすい道になっているので、ただの森林浴にやってきたかのように快適に歩くことが出来ます。少しアップダウンがありますが、あまり気にならない程度でしょう。
 
富幕山のアンテナ富幕山山頂
 少し急登の道を進むと、富幕山のアンテナが見えてきます。富幕山山頂(563,2m)は芝生の山頂公園になっており、東屋やベンチが置かれて休憩に適しています。このルート以外の登山道の紹介や、展望図があったりして飽きません。
 展望は南側の浜名湖方面に開けており、海のほうを見ていると潮風がここまで届いてきそうな感じがありました。
芝生の山頂 山頂でのんびりした後は下山を開始します。扇山を越え、瓶割峠を越え、滝堂林道に入って滝堂林道入り口に戻ります。
 林道入り口から金山までは1時間40分、金山から富幕山へは2時間、富幕山から林道入り口へは1時間50分でした。
 この後本宮山麓の「本宮の湯」に入りました。この日は日曜日だったからか、かなり客が多かったです。料金は600円。休憩所あり、食事可能。

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Posted by YU