2010年九州旅行　15日目　鶴見岳

2010年3月20日

　2010年3月6～20日にかけて行った、登山しながらの九州旅行についての記事です。
　15日目は鶴見岳登って、帰宅。
関連記事
1～3日目　脊振山
 4～6日目　多良岳
 7日目　英彦山
 8,9日目　湧蓋山
 10,11日目　阿蘇山
 12日目　市房山
 13日目　尾鈴山
 14日目　由布岳
 2010年九州　総括

十五日目
　遂に2010年九州登山旅行最終日！旅行中に帰ったらやってみたいことを考えたりしていたので早く帰りたいという想いがありましたが、その反面長い旅行をこのまま続けていきたいなあ～という気持ちが混ざって不思議な感覚になっていました。
　鶴見岳は別府からは「別府富士」と呼ばれており、別府にも富士見町があるほどです。別府の人々は鶴見岳、湯布院の人々は由布岳を信仰してきたのでしょうか？

　今日は登山が終わった後に徳島の実家に帰るため、夜明け前にテントを片付けて出発し、鶴見岳登山口の鳥居へ行きました。鳥居は県道52号線と11号線、さらに志高湖への道が交わる場所のガソリンスタンドの横にあります。道路を走っていると、「鶴見岳登山口」という看板が見えないので注意が必要です。

　私は鳥居の前にある小さな空き地に駐車して、鳥居をくぐって林道を登っていきましたが、鳥居から少し離れたところから車で林道に入ってさらに先の駐車場まで行くことが出来るそうです。
　駐車場からゲートを越えてさらに林道を進むと、神社に着きます。もちろんこの神社は鶴見岳を奉っているようです。神社の横から登山道が始まります。

　登山道はおおむね良好。道の整備はされているし、土は滑りやすいものではなく岩がゴロゴロしているというわけではありません。一定のペースで危険もなく安全に登ることが出来ます。展望はほとんどありません。志高湖がたまに見えるくらい？
　せっせと歩くとロープウェーへの分岐があり、そこから少し登ると山頂公園です。山頂公園には七福神(だったかな…)の像や電波塔などがあります。舗装路を歩いて最も高い場所に行くと、鶴見岳山頂(1374,5m)です。

　火山なだけあって、山頂からの景色は絶景です。昨日登った由布岳はもちろん、別府の街並みや別府湾を美しく望むことが出来ました。残念ながらもやが少しあって四国までは見ることは出来ませんでした…。
　しかし、見回してみると鶴見岳って頂が一つだけの狭い山頂ではなく結構広い範囲に山が広がっているんですね。地形図みただけじゃあどこが噴火口かもよくわからない。ちょっと不思議な山です。
　山頂で鹿を見ました。九州最後の山を下山しようとする自分を見守ってくれるかのようにたたずんでいました…！まあ嘘だけどね。
　下山の感想は特になし。歩きやすい道なのでたったか降りることが出来ました。
登り1時間30分、下り1時間でした。
　かなり朝早くから登ったので、人にようやく会ったのは駐車場辺りでした。やっぱり朝早くに登ったほうが静かな山行が出来て面白いです。
　下山後は大分を通って佐賀関まで行き、そこから国道九四フェリーに乗って四国に上陸し、そこから我が故郷である徳島県に帰りました。
　今回の旅は夏に行った北海道旅行に比べるとかなり過酷だった…。でもそのおかげで非常事態への対処が上手になったかもしれません。詳しくは2010年九州登山旅行総括記事で書いていきたいと思います。
2010年九州　総括