2010年九州旅行 14日目 由布岳

2010年3月6~20日にかけて行った、登山しながらの九州旅行についての記事です。
14日目は由布岳登って、別府を観光。
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2010年九州 総括
十四日目
14日目は遂に今回の旅のラストエリアです。由布岳と鶴見岳に登って、国道九四フェリーに乗って帰るという計画です。
大分から志高湖へと向かう途中でもはっきりと見えた由布岳に登ります。その形の良さから、豊後富士とも呼ばれているそうです。確かに富士山のような整った形は富士の名前にふさわしいです。麓の湯布院からは御神体として崇められているそうです。
人気の山なのでやはり駐車場は整備されています。かなり早朝に来たのにもう他の人がいました。
登山口からはススキの野原を進んでいきます。まだほとんど登っていないのに展望がいいです。野原を越えると樹林帯に入りさらに登っていきます。合野越からはジグザグの道になりますが、傾斜は一定で歩きやすいです。
ジグザグの道から急登の道になり、さらに進むと由布岳外輪山の一角であるマタエに着きます。ここから西峰、東峰に道が分かれています。西峰は険しいけれど由布岳最高点で、東峰は緩やかに登ることが出来ます。もちろん私は西峰を目指します。
西峰への道は鎖が多く危なっかしいですが、それほど難しい箇所は無いので足がすくまなければ突破できるでしょう。
由布岳山頂(1583m)である西峰はこれまでの道とは違って少し広々としています。展望は、まさに最高。別府の街を見下ろすことは出来ませんが、それ以外は全て見渡せるでしょう。この日は雲ひとつ無い最高の天気でしたから、感動は格別です。
山頂からは由布岳お鉢周りをして東峰を目指します。お鉢周りで注意しなければならないのは、北側のナイフリッジですね。ロープや鎖は無いので自分の力だけで突破しなければいけません。しかし手足4本を駆使して登っていくのは少し面白かったです。もし滑落しても低木があるので危険性は少ないですしね。
ナイフリッジを切り抜けて東からの登山道に交われば東峰までほんの少しです。
東峰からは西峰からは見えなかった別府の街並みや海を見ることが出来ます。由布院盆地なんかも一望。こんなにいい景色を見ていたら、他の展望や感動に対して贅沢になりそうですね。
東峰から下山を開始します。東峰からマタエに降りるのは簡単で、西峰のように険しい箇所はありませんでした。マタエから登山口へ行くのも簡単で、ガンガン降りていくことが出来ました。
登り2時間、お鉢周りと下山合わせて2時間でした。
由布岳登山後は別府観光です。別府といえばやっぱり地獄。というわけで海地獄に行ってみたのですが…由布岳の展望の感動が未だに残っていて素直に感動できなかった。その後血の池地獄にも行きましたが、海地獄同様の感想でした。むしろ地獄に併設しているお土産店のほうが色々見ていたかも。
昼食は「鳴門うどん」というチェーン店。もしかして徳島県の鳴門うどんなのか!?と思って食べてみると、普通のうどんでした。しかし量に対して値段がかなり安い。500円で腹がはちきれそうなぐらいになりましたよ。
別府に来たんだからどこか温泉に入ろうかと思いましたが、ただの共同浴場ではなく立ち寄り湯がどこにあるかわからなかった。なので湯布院の由布岳温泉に入りました。
由布岳温泉は料金500円で露天風呂から由布岳を見ることが出来ますが、全体的に浴槽が小さく休憩所は料金制だったのがネック。
温泉から志高湖に戻って、明日に備えて早々と寝ました。
最終日、15日目 鶴見岳
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阿蘇・九重 由布岳 2010年版 (山と高原地図 56) (2010/03/10) 不明 |