2011年四国一周ツーリング 9日目 高松市~津田の松原
2011年四国一周の旅も、この日が最後!最終日である9日目は高松市内から津田の松原までを観光し、徳島県に帰りました。
まず最初に向かったのは、高松城跡である玉藻公園です。
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2011年四国周遊総括
9日目(最終日) 高松市~津田の松原
天守閣は残っていませんが、全国的にも珍しい堀に海水を用いている水城です。堀の中をよく見てみるとやはり底が海のようになっており普通の淡水の堀とはまた違った雰囲気があります。
公園内には櫓や直接堀から海に出て行ける船着場のようなものがあり、他には四季折々の草花や公園中央には武家屋敷のような立派で雰囲気の良い建物があります。
現在の姿でも十分楽しめるような公園ですが、今天守閣を復元する工事をしているようで、将来さらに見所が増える公園となるようです。天守閣が復元されれば、もう一度高松市内を観光にやってきたいです。
玉藻公園の観光が終わった後は、ガイドブックに載っていたさか枝うどん店でうどんを食べました。赤十字病院の近くにあり、駐車場も一応あります。朝早くから営業しており朝ごはんとしてうどんを食べに来る人が多いようですが、私はあえて通勤ラッシュが終わった時間にやってきたので人が少なめで待ち時間は一切無かったです。セルフ式でうどんの値段は安く、天ぷらもあります。私はうどん3玉と天ぷら二つを食べましたが、流石にきつかった…。まあ、残しませんでしたけど。
次は高松市内にある高松市歴史資料館に行きました。ここでは主に高松市の歴史や文化についての展示や紹介があり、古代から現代までの高松市について知ることが出来ます。やはり、見所は源氏と平家の戦いである屋島の戦いについてのことでしょうか。
高松市歴史資料館と同じ建物内にある、菊池寛記念館にも寄りましたよ。菊池寛の作品を読んだことは無いのですが、まあ事前知識として行ってみることにしました。内部はシックな感じで、良い意味で明治や大正らしい内装でした。菊池寛って文藝春秋を創刊して、芥川賞と直木賞を作ったんですね。恥ずかしながら、初めて知りました。この記念館に行った後、妙に小説を読みたくなりました。う~ん、今でもまだまだ積み本がいっぱいあるというのに、さらに増えそうだ。
高松中心街から脱して、次は四国最北端である竹居岬に行きました。他の四国端っこよりも陰が薄い竹居岬ですが、正真正銘の四国最北端ですからもっと注目されても良いと思うんですけどね。
竹居岬へは特に標識らしいものはありませんが、竹居岬にある寺ののぼり旗に「四国最北端」と書いてあるのでそれが目印となります。竹居岬には岩窟がありますがその他には特に見所らしいものは無いようですね…。砂浜がきれいなので夏に来れば海水浴を楽しめるんでしょうけど。
私の2011年四国一周の旅で最後の観光地、津田の松原に行きました。ここは白砂青松100選、渚100選に選ばれたような素晴らしい景勝地であり、道の駅も併設しています。
公園内は大まかに分けて、巨大な松のある松原と美しい砂浜の二つがあります。砂浜はサラサラしていて色も良く、ゴミなどはほとんど落ちておらず、そして瀬戸内海の島々や青い海と空は、見る人たちを感動させるでしょう。少なくとも私は今回の四国一周の旅で出会った美しい砂浜の中では、この津田の松原が最も良かったと思います。
松原内には根が上がっている樹齢何百年レベルの大樹がいくつかあり、その大きさとそれらが持つ雄大さや幽玄さには圧倒されますよ。私はまだまだ年寄りでも何でもないですが、盆栽でよく松が育てられる理由がわかる気がします。
津田の松原の道の駅でお土産を買い、これで四国一周の旅は終了。全体的な感想やまとめは「総括」の記事で行うことにします。
ちなみに、←写真は実家のある場所へ続く橋。これがわかる人は、おそらく地元ミン。
最終回、2011年四国周遊総括
古地図で歩く香川の歴史―さぬきで息ぬき 高松城下に遊び、二十四の瞳の世界をさまよう (2009/01) 井上 正夫 |