2011年四国一周ツーリング 5日目 篠山~滑床
5日目は愛媛県にある300名山の篠山を登り、同じく愛媛県にある300名山である三本杭の麓の滑床キャンプ場まで行きました。
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2011年四国周遊総括
5日目 篠山~滑床渓谷キャンプ場
地形図を見ると、篠山山頂までは大体東、南、北のルートがあるようですが、インターネットを見るとみんな山頂直下の駐車場まで車で行ってお手軽登山やっているそうな。自分はお手軽登山はあまりやりたくないので、出来るだけ下から登ろうとしました。
まず最初に、東の北久林道からのルートを登ってみることにしました。地形図にルートが描いてあるので大丈夫だろうなあ~と思っていたのですが、この東からのルート上はほとんど踏み跡が無く赤テープも無いので、初心者にはまず無理だと言えるくらいのものでした。遭難しても大丈夫なくらいの重装備では無かったので、引き返しました。
次は、北から林道を通って谷を登っていき、滝近くのルートから登ろうとしました。しかし、ここもどこが登山口だったのかわからず、結局山頂直下まで車で行くことにしました…。
登山を終えてから気づいたのですが、やけ滝からのルートはやけ滝よりも少し下のほうに登山口があるようでした。大きな看板があったのですが、看板の後ろは急な斜面だったので「ここが登山口なわけがない」と思ってしまって、看板はこの林道のことを指すものだと勘違いしてしまいましたよ…。
というわけで、今回は林道で山頂直下まで登ってからの登山となりました。駐車場まで行く林道は狭くて落石が多く、コーナーも多いしガードレールが無い場所もあるのでかなり注意が必要です。
駐車場は広く、南側には今は使われていない山荘があるようでした。さらに南には登山道が続いているようでした。この登山道を使って登りたかった…。
登山道は整備されていて、石段が多いので迷う心配はおそらく無いでしょう。おそらくここが山頂の篠山神社の表参道かな?登山口から山頂までは約1kmで、道脇には100mごとに標識があります。短い行程ですが、ずっと登りなので案外疲れます。
途中には水場があります。
第一駐車場と第二駐車場からの道が交わる場所に寺の跡があります。四国八十八箇所の番外にもなったところだそうで、結構大きな寺だったそうです。
さらに登って行きます。登り続けると稜線に出ます。この日は風が強くて冷たく、一気に体温が下がってきましたよ…。まあ、稜線上は視界が開けるので気持ちが良いのですが。
ちなみに、稜線に上がって左側に「入らずの森(?)へ」というような看板があります。なんか、怖いな…。
稜線上から山頂の篠山神社までは石段が多く、参道の雰囲気があります。
篠山神社は山の中にあるにしてはなかなか立派な作りで、綺麗です。
神社の裏から少し登ると、篠山山頂(1064.6m)です。所々に筵が引かれ、篠か何かを守っているようです。
山頂からの景色は美しく、大体北側180度くらいに展望が開けています。まあ、この辺りは特に面白い地形が無さそうなので、あまり見るものはないかも…。ですが、なだらかに続いていく稜線や尾根はなかなか美しいものです。
山頂に吹く風はやはりかなり強くて冷たかったので、篠山神社の裏に隠れて少しだけ休憩し、すぐに降りることにしました。
登り30分、下り25分。
標高差は約280m。
篠山登山の後は、北側にバイクで下っていって、祓川温泉に入りました。料金は300円。こじんまりとしていて、地元の年配の客が多いようです。自分が入ったときは人が多かったらしく、特別に家族風呂に一人で入らせてもらうことになりました。湯質は、硫黄系?な感じで硫黄の臭いが少し強いです。
温泉の後は、宇和島から東に向かい、さらに滑床渓谷に向かいました。途中道の駅でお菓子を買ったりもしました。
滑床渓谷キャンプ場は、川の傍にあり、料金は一人300円で受付は森の国ホテルか万年荘でするようです。料金は安くて良いのですが、車で乗り込むことは出来なくさらに駐車場が遠いのが難点か。後、トイレの大便器に誤爆物があって汚かった…。それさえなければ、トイレはまだ綺麗なほうだと言えたのですが…。
キャンプ場内はどこにでもテントを張っても良いらしく、また焚き火跡がそこかしこにあったので焚き火もやって良いっぽいです。場内には大きめの石と輪切りされた木があるので、これらを使って自由にキャンプが楽しめるようですね。
6日目三本杭~佐田岬へ。
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