2023年秋上越妙高登山旅行1,2日目 米山と高田

2023年10月7日から15日の9日間にかけて、新潟・長野の上越妙高登山旅行を行いました。
遠いからあまり来れない地方ですが、長期休暇をたっぷりとってたくさん300名山を登りました。😊

この記事はそんな旅行記です。

1日目

1日目は移動日。
バイクにキャンプ道具を積んで、二輪車休日定率割引を申し込んでひたすら高速道路を走る。

昼食は福井SAで食べたおろし蕎麦ですが、今回の旅で最も美味しかった蕎麦が、このおろし蕎麦となりました!
大根おろしを出汁として使ったかけ蕎麦ですが、そばつゆが妙に旨くて感動した。
基本的にかけ蕎麦はあまり好きでなくて、蕎麦はざるそばしか食べませんでしたが、このおろし蕎麦でかけ蕎麦を好きになった気がする……
だけどこの後、旅行中にかけ蕎麦を何杯食べても「あれとは違うな……」と不満足を覚えてしまうことに。

北陸道を走っていると独立峰的な山を見つける。
あれが次の日登る米山です。
海の近くのICから米山登山口へ登っていくと途端に山深くなり、熊が出そうな幽玄な雰囲気に。
米山登山口は人気も少なく、猪もいた。だけどその場所で、この日は野宿したのです。
地形図見るとなだらかだから、もうちょい野宿しやすそうな場所があるのかなと思ったのに、何もない、何一つない。

2日目

米山

 

海も平野も近いのに山深い米山 / YK1989さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

標高1000m未満の300名山ですが、登り応えも山頂の高度感も満足いくものでした。
最初の山がこの天気とは、幸先が良い。おかげでこれから登るであろう山、観光するであろう街の概略が分かって良かったです。
秋田と言い、新潟と言い、雪国の日本海側は妙に平野が多いので面白いものです。

居多神社

全国一ノ宮巡りしているので、ひとまず上越市にある一ノ宮、居多神社を観光。
非常に大きい神社、ではないですが綺麗な場所です。
草地が多いのが少し印象的。
まだまだ緑が多く、雪国の広い土地の感じが神社にもあった気がする。

昼ご飯はラーメンにしました。
大盛りが安かったので、特盛の大盛りにしたらもんのすごい量が出てきましたよ!
テーブルに運ばれた瞬間、一人なのに「うぉっ……何だこれは」と呟いてしまった🤓

高田

上越市は上杉謙信の居城があり、江戸時代は高田城が建てられ、なかなか歴史のある場所となっています。
高田城址には歴史博物館なんかもあり、市の博物館にしてはかなり見どころのある良い施設でした。
新しいし、公園も綺麗!蓮の量もすごい!蓮根とろうや!

新潟は石油がとれる、ってことはブラタモリで知っていましたが、オイルラッシュがあったり天然ガスが今でもパイプラインを通って東京なんかに供給されていることは初めて知った。
妙にガスのパイプ標識があるなと思っていましたが、まさかこれ、パイプラインだったとは!

時間があるので春日城近くの公園を散策。
雪国をゆっくり歩くのはあまり無いので、その辺の家を見るだけでも文化が違って面白い。
どこも雪下ろしがしやすいような屋根の付け方をしているね……梯子もあるし、雪止めもあるし。
何より驚いたのは、道路が赤茶けているということ。
「一体何なんだ!?これは。道路だけでなく道路近くの家まで染まっているし、洪水でもあったのか?」
と不思議に思っていましたが、これ、融雪水に含まれる鉄分なんですね。
雪国は雪の時期に雪を解かすため、地下水の融雪水を撒くようで。
そんな設備を主要道路に備えているのも驚きだ。他の街より暮らしにくいんでないの……?
その苦労以上に、恩恵があるのだろうか。

次の日が朝から雨予報なので、キャンプするのは中止して急遽格安ビジホに泊まりました。
「米山ハートホテル」ってところですが、まあ設備は古いですが風呂はちゃんと掃除されているし部屋も寝やすいものでよかった。
窓からすぐに神社が見えるのどかな風景も良し。
格安ホテルはハードル低いから、良いところを見つけやすくて満足しやすいのだ!

旅行記,登山

Posted by YU