金剛山地縦走 1日目 紀見峠~金剛山
2010年の11月11日~12日にかけて、大阪府と奈良県と和歌山県の県境にもなっている金剛山地を、紀見峠駅から二上山駅まで縦走してきました!
今回辿った縦走路はほとんどがダイヤモンドトレール(以下ダイトレ)として整備されているので、かなり歩きやすかったしダイトレ道中には標識も整備されていて道迷いの危険性はほとんどありませんでした。
私は紀見峠から縦走を開始しましたが、二上山から縦走するよりもキャンプ場にたどり着く時間がちょうど良かったので紀見峠から北上していくことにしました。
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2日目 金剛山~二上山駅
1日目
名古屋から近鉄とJRと南海高野線を乗り継いで行って約5時間…。ようやく紀見峠に到着です。途中、橋本駅ではJRと南海高野線のホームが一緒だったので南海高野線の乗車券を買う場所がわからず、紀見峠で買う羽目になりました。
紀見峠駅はかなり味わい深い雰囲気のある駅で、駅から出るとすぐに案内板があったり寺があったりします。観光に重きを置いた駅のようですね。
持ってきた「山と高原地図」とコンパスを見ながら、金剛山縦走路を目指します。一応標識はありますが、少し貧弱なものばかりだし分岐点でも標識がなかったりするので、地図とコンパスを見ながらあるいていったほうがいいと思います。
民家の間を通り抜け、小道を登っていくと土の道になります。基本的に人工林が多く、山というより里山といった感じです。
山の神からダイトレに合流します。ここからはたまに舗装路があったりするなど、かなり整備されています。
ダイトレはたまに階段があったりしますが、概ねアップダウンがゆるやかな縦走路です。人工林や照葉樹林が交互に広がっていたりしますが、ほとんど展望の無い、少し面白みの無い道です。道はかなり歩きやすくて広いので、歩くこと自体が面白かったりしますが。
ずっとずっと進んでいくと中葛城山があり、ここは東側にササが広がっているので、少し東側に展望が広がっています。このときは霞があって遠くまで見渡すことが出来ませんでしたけどね!
さらに峠を越えていくとちはや園地にたどり着きます。ここは大阪府が府民の森としてレジャー施設を整備している場所らしいですね。ここにはキャンプ場やミュージアムがあるそうです。
今日はちはや園地でキャンプです。自分の他には誰一人客はいませんでした。料金は500円。管理人のおじさんが親切で良い感じです。
この園地まで(一般人は入れない)林道が通じているらしく、そのおかげか電気や水道などが通っています。ですので、トイレはかなり綺麗ですし、夜でもキャンプ場内の道をライトが照らしていたりして、一人の割にはあまり寂しさを感じませんでしたよ。
夜寝ていると、かなり風が強くなってきて少し不安になりましたけど。
今日の行動時間は4時間。
登り約1200m、下り約400mでした。
金剛山地縦走 2日目
金剛・葛城紀泉高原 2010年版 (山と高原地図 49) (2010/02) 不明 |