2020年南九州ツーリング 開聞岳、雨に降られて芦北まで北上 5日目
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2020年1月10~15日にかけて、南九州ツーリングに行きました。
今回は5日目、九州南西端の鹿児島県開聞から、北上して熊本県の芦北へ。
開聞岳
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今日は100名山の1座、薩摩半島南端に位置する標高924mの開聞岳へ登りました。
美しい円錐形火山なので、見て良し、登って良し!
なお海抜0m付近からの登山となるため、標高は1000mに満たなくとも標高差はあるので、案外登りごたえはありました。
登山道
登山口は山麓のふれあい公園付近。
登山目的なら駐車もここに無料で出来るようです。
メジャーな山なので案内標識などはしっかりと整備されています。
迷うことは少ないでしょう。
円錐形の山をひたすら螺旋状に登っていきます。
典型的な火山なので、地質も火山らしいものです。
低部の登山道は砂が溜まり、土の道に比べると少し滑りやすくて歩きづらい。
急傾斜やガレ場も無く、淡々と標高を稼いで登っていきます。
かなり単調な登山ですが、時折開けた場所から眼下の池田湖を含む薩摩半島、佐多岬の大隈半島などが望めます。
周囲には高山が無いので阻むものは無しの展望。
開聞岳の上部では登山道も砂ではなく、岩場が多くなってきます。
これもまた少し歩きづらいもの。
滑りやすくはないのですが。
開聞岳山頂
標高が低いから舐めてましたが、思いのほか疲れながら、開聞岳山頂に到着!
山頂はちょっとした火口になっていますが、今はもう道はほとんどなく、その凹凸の地形も分かりません。
山頂には岩があり、そこを登れば文字通り360度の大展望!
実はこの日は天気が下り坂であることを見越して、ヘッドライトを付けて夜明け前から出発してました。
そのおかげで、太陽が昇り、雲に隠れるまでの間の瞬間を山頂で逃さず捉えることが出来ました。
朝日に輝く海、薩摩半島、絶景だ。
下りはさっさ、さっさと進み、下山。
登り1時間50分、下り1時間30分でした。
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12年ほど愛用していた登山靴ですが、この開聞岳登山で遂に寿命が来た…
ソールは1回変えたので大丈夫ですが、こんな破れ方したら流石に修理不可能だ…
新田神社
開聞を出発し、鹿児島観光はほぼ終わり。
これからは四国へ渡る佐賀関を目指しながら、道中を観光します。
冷たい雨に降られながら、辿り着いたのは薩摩国一ノ宮(の1つ?)、薩摩川内市の新田神社。
少し中に入れるのが良いですね。
石油ストーブがあったので、御朱印頂いている間に少し暖めさせてもらいました。
さて、この後は少しルートを考えました。
雨が降っていたので、近くのスーパーで遅い昼飯を摂りながら。
フェリーで天草に渡って観光して熊本市を通るか、 水俣・矢代などの町を通って九州本土を最短距離で北上するか。
天気・時間などを考慮して、今回は天草観光は省略。
まあ今回は南九州の観光をメインだから、まあいいか!
芦北(計石)
この日は、芦北町の計石という場所の温泉に入りました。
なんと料金は大人1人170円。
地元住民が入るようなこじんまりとしたものでしたが、雨に降られて冷めた体を温めるには最高でした。
この日のキャンプ地は、その近くの海岸。
砂浜と入り組んだ海岸線の様子が美しく、夕陽を眺めながらのんびりできました。
今までキャンプ地に到着するのは夕方5時以降ばかりだったので、この日はゆったり出来ました。
明日はツーリング最終日。
今までの道のりを思い返しながら、就寝。