冬の比叡山登山 雲母坂(きらら坂)ルートで山頂の大比叡まで
![](https://rgp.yurecord.com/wp-content/uploads/2019/09/hieizan_hikingmap_01.jpg)
滋賀・京都にまたがる比叡山。
天台宗の総本山であり、歴史のある場所です。
ここも日本300名山の一つとなっているため、2019年2月25日に登りました。
山頂まではドライブウェイやロープウェイが通ってますが、今回は登山目的。
京都側の雲母坂から、山頂の大比叡までをピストンしました。
ついでに延暦寺も観光しようかなあと思ってましたが、この日に帰宅するので時間節約のため、やめました。
まあ延暦寺までは冬以外なら簡単に行けそうですしね。
(比叡山振興会議より、クリックで拡大)
地図は比叡山振興会議ウェブサイトにある、PDFを印刷して持っていきました。
雲母坂ルートは、基本的には修学院駅から歩いて登ることになります。
登山用駐車場はありません。
どうしても車で来るなら、有料駐車場を調べて停めなければなりません。
ただ、2輪車なら登山口脇に停めても大きな問題にはならなさそうです。
別の人も停めていた時がありましたし。
登山口までは砂防工事用の道路を歩いていきます。
道路はまだ奥に続きますが、途中に登山道を示す看板があります。
ここが、雲母坂ルートの登山口です。
雲母坂は京都中心部から延暦寺への最短経路なので、かなり古くから使われている道のようです。
人の歩行で削れて凹地になってたり。
しかし比叡山に楽に至る道は他にもあるので、わざわざ下から歩く人も現代では少なくなっているようです。
愛宕山に比べると、道は完璧に整備されている、とは言えません。
広葉樹林の中を淡々と登っていくと、京都一周トレイルの道と合流。
山頂まではまだ半分程度ですが、ここからは傾斜も緩やかになってきました。
愛宕山同様、比叡山も台風の被害が多かったのか、倒木も多かったです。
御立派なスギやヒノキが…もったいない!
標高を上げるにつれて景色も良くなってきたところで、叡山ケーブル比叡駅到着!
3月下旬までは冬期運休中のようだったので、稼働も無し。
景色も良く、京都方面を一望出来ました!
ケーブルカーに乗って、徐々に高度を上げていく様子を楽しむのも良さそうですね。
ケーブル比叡駅からは比叡山山頂エリアに入ってくるので、車道も多いです。
楽に散歩しながら、更に山頂を目指して歩いていきます。
ドライブウェイのハイライトでもある、比叡山駐車場へ!
広い駐車場あり、バス停あり。
叡山ケーブルとロープウェイで延暦寺に行く人は、ここからバスに乗っていくようになるでしょう。
売店もあるようですが、冬季休業中…
完全には見渡せませんが、比叡山最高部なので四方を望めます。
冬だと公共交通機関で登ることが難しいです。
でも、空気が澄んで景色を楽しめるので、冬の比叡山登山もおススメです!
比叡山の山頂は「奥比叡」という場所ですが、駐車場から歩いていくことになります。
看板等が無かったので、詳細に記録しておきます。
奥比叡へは、比叡山ドライブウェイ駐車場の北側にある、作業用道路をまず歩いていきます。
少し行くと分岐があるので、登り方面の右側へ。
看板等はありませんが、とりあえず標高を上げる方面に進みます。
台地みたいな場所が現れたら、その奥の丘が「大比叡」です。
山頂の大比叡(848m)は、標識がある以外は特に何もありません。
林に囲まれているので展望もなく。
ただ最高峰なので、登山目的なら来ておかないのちょっとモヤっとするかもです。
下りは往路を戻りました。
登山者はいくらかおられました。
登り1時間30分、下り1時間10分でした。
これにて3日間の登山旅行は終わりです。
近畿の300名山を3座も登れて満足です。
でもまだまだ観光出来てないところいっぱいあるから、また来たいなあ…