八ヶ岳縦走 6日目&総括
2010年9月4~8日にかけて、八ヶ岳北の端の蓼科山から南の端の編笠山までの八ヶ岳全山の稜線上をずっと歩きとおしました。
6日目は帰宅です。&総括。
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6日目
今日はゆっくりと帰るだけなので、ゆっくりと起床。雨が降っていましたが周りに傾斜があり土の場所でキャンプしたのでテントはあまり濡れずに済みました。
テントを片付け雨具を装備し、出発。不動清水からゆっくりと下っていくと車道に出て、地形図を見ながら進んで狭い林道に入ります。ちなみに車道に出ると「境信濃駅へ」という標識は無くなります。
狭い林道をひたすら歩きますが、轍が小さな川のようになり水の流れを見ながらゆっくりと下っていったので飽きませんでした。ひたすらまっすぐに行くと、境に到着し、標識に従って境信濃駅に行きます。
駅に到着すると雨具を片付けて電車に乗り込みます。八ヶ岳見えるかな~、と期待していましたが、ガスっていたので標高の低い場所までしか眺めることが出来ませんでした。この後乗り換えに時間かけながら、ゆっくりと名古屋に帰りました。
不動清水から境信濃駅までは1時間50分。
累積標高差は下り600mくらいでした。
総括
今回は八ヶ岳全山縦走をしたわけですが、このような本格的な高山を全山縦走したのは人生初めてです。
北アルプス縦走を去年しましたが、行程が長すぎて荷物も多すぎたので縦走しきることは出来ませんでした。しかし今回は行程の長さはちょうど良かったし荷物は極力減らしたので、計画通り、いや計画以上の行動が出来ました。
荷物や行程の長さだけでなく、台風が近づいているから一気に進むことにした判断も正解だったと思います。もし山上で泊まっていたら、ガスが濃くなって南の端の山から景色を見ることは出来なかったでしょう。
以上から、今回の縦走は大成功だった!と自分では言えます。電車やバスでのアプローチにも少々慣れることが出来ましたし、今回は結果と得た経験ともに不満の無い登山になりました。
もうこれで夏山の縦走は怖くない!かも。
八ヶ岳暮らし―山麓に永住山荘を建てる (2001/05) 宮崎 光 |