2015年大峰山脈北部縦走 2日目 山上ヶ岳

2020年1月27日

 2015年のゴールデンウィークに、4日間かけて大峰山脈の北部を縦走しました!
 2日目は行者還避難小屋までです。弥山まで行こうかどうか迷いましたが、天気悪いので辞めました。
 この辺りからは稜線上でも水場がいくらかあるので、水の量を減らして荷物を軽くしていきました。
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1日目 吉野~山上が岳手前
3,4日目 行者還小屋~釈迦が岳~下山


2日目

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 今日の行動地図。
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 美しい朝焼けを見ながら登山開始です。
 山上ヶ岳エリアはやはり修行者の聖地だからか、かなり人が多かったです。山伏のような格好をしている人もいれば、普通の登山者っぽい人もいましたが。
 女人禁制のエリアだからか、出会う人は全員男性でした。うーむ、むさくるしい。
 後、歩いていたら「おはよう」の代わりに「おまいりー」と言われました。「よくお参りになられました」の略なのか?
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 修行場らしい山上ヶ岳ですが、登山を行うにあたっては特に危険なところはありませんでした。
 岩場があるので景色は良く、厳かな雰囲気が心地よいです。遠くには下界の様子も見えます
 山頂付近は山上にいるということを忘れるほど、大きな建物がそこかしこにあります。道路も通っていないのに、すごいですね。
 まあ、道中あんなに多くの人とすれ違いましたから、大勢の客を捌くにはこれくらいの施設が必要なんでしょうね。
 大峯山寺に参り、南側に入ると、一気に人が少なくなりました。北側がメインなのでしょうね。
 静かな登山を再開します。
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 ゴールデンウィークでは標高2000m以下の山でも雪はわずかに残っているようです。以降あちこちで雪を見かけました。
 小笹宿という場所では稜線上と思えないほどが豊富です。平坦な場所も多いので、宿泊には最適でしょうね。
 女人結界門を越えて、次は大普賢岳エリアに移ります。
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 もう女人禁制ではないので、登山者の中には女性も見受けられるようになりました。
 一見手ごわそうな大普賢岳ですが、まあ普通に登っていけます。でも全体的に、これ以降は少し狭い道が多くなってくる気がします。
 大普賢岳山頂はそこそこ景色も良いですが、あいにくこのときはガスが濃くなってきていました。
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 大きな穴のようになっている七つ池など、道中には地名の付いた場所が多いです。だからと言われるとどうもないですが!
 ガスの中を歩き続け、行者還岳の山頂に到着。特に何も無し!
 避難小屋近くには行者雫水という水場があります。上方には水を集めるためのちょっとしたものがあったりホースが伸びていたりしますが、水量自体はそんなに多くありませんでした。
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 行者還避難小屋は2階建て+トイレ2つの大きなものでした。
 到着時はまだ昼過ぎで、弥山まで行ってテント泊しようかな~と思いましたが、雨の中テント泊もな…と思って小屋泊まりしました。
 昼寝しているとどんどん人が増えてきて、結局床面積8割くらいは埋まりました。
2日目
累積標高差:登り約1250m、下り約1130m
行動時間:8時間10分(休憩含む)

最終回は3,4日目 行者還小屋~釈迦が岳~下山

登山

Posted by YU