2010年比良山地縦走 2日目 八雲ヶ原~蛇谷ヶ峰

2020年4月23日

琵琶湖の西にある比良山系を2010年11月3,4日の二日で縦走してきました!
2日目は武奈ヶ岳を経由して、北の蛇谷ヶ峰まで。
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1日目 権現山~八雲ヶ原


2日目 八雲ヶ原~蛇谷ヶ峰
比良山縦走4
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 八雲ヶ原でキャンプした後、少し薄暗いうちから登山開始。もちろん誰もいません。
 どこかのサイトで「イブルキのコバには水場ある」と書かれていたんですが、このときは水に余裕があったのでイブルキのコバには行かず、直接尾根に取り付いて登っていきました。
 尾根道は急登が多いですが、登れば登るほど東に朝日が見えてきて美しい。
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 琵琶湖は盆地の一種であるからか、雲海が見えましたよ。盆地近くの山を早朝に登れば、たいていは雲海見えるんじゃなかろうか。最近山に登ってもしょっちゅう雲海に遭遇するので、結構慣れてきました。まあそれでもまだ美しいとは思いますがね。
 尾根上にはかつてスキー場があったのか?登っていると平坦で草木の少ない場所がありました。
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 草地から照葉樹林になり、さらに進んでいくと武奈ヶ岳山頂が見えてきます。
 イブルキのコバからの道に合流し、少し登ると武奈ヶ岳の峰にたどり着きます。この辺りは展望がかなり良くて気持ちがいい。
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 比良山系最高峰、200名山の武奈ヶ岳山頂(1214.4m)からの展望は素晴らしく、360度の大展望です。琵琶湖の上にある雲海、蓬莱山、今日の目的地である蛇谷ヶ峰、京都の山々など、この辺りの土地ならほとんど見渡せるんじゃないでしょうか。
 特に、今日は雲海がかなり綺麗で、文字通り雲が海のように広がっています。谷には雲が溜まっていて、さながら雪渓のようです。
 大展望を堪能した後は、蛇谷ヶ峰目指して北へ歩いていきます。
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 ひたすら北を目指してアップダウンを繰り返していきますが、イワクタ峠辺りまでは展望が良い場所があったりして、遠くに蛇谷ヶ峰を望みながら歩いていくことが出来ます。(上写真→)
 が、イワクタ峠辺りからは少し道がわかりづらい箇所が出てきます。特に、イワクタ峠から笹峠までの道にはほぼ直角に曲がる場所があるのに、テープが外れていたりしてわかりづらいです。しかも、この辺りは下草が少なく、注意しないと踏み跡があるかないかを判別することが難しかったりします。
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 笹峠から蛇谷ヶ峰直下までは傾斜が緩やかですが、緩やかだからこそどっちに歩いていけばわからなくなることがよくありました
 ガンガン歩いていくことは出来るのですが、テープを見つけながら慎重に歩かざるを得ません。テープは、枝からぶら下がっているようなタイプならわかりやすいのですが、木に巻きつかせているようなタイプは良く見ないと結構見つけにくかったりします。(上写真←)
 稜線上なので水場はありませんが、須川峠西側に大きな水音が聞こえていたのでおそらくそこに水場があるでしょう。
 蛇谷ヶ峰直下の登りが始まると、だんだん尾根が細くなってきて高度感が増してきます。
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 蛇谷ヶ峰山頂は高木が無く、草や低木しかないので展望は抜群です。武奈ヶ岳で見た雲が段々上がってきたのか、少々ガスっていましたが、休憩しているとガスが晴れてきて琵琶湖や朽木の街並みを眼下に望むことが出来ました。
 まだまだ帰りのバスに時間がありましたが、結構体力を消費していたので朽木方面に下りるのではなく桑橋方面に下りることにしました。このほうがバス停に近いです。
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 蛇谷ヶ峰から桑橋までの道は普通の尾根道で、普通の下り道です。ガンガン下っていくと林道に出て、そこから町まで舗装路の下りが続きます。
 林道途中には風化しきった車がありました。どうしてこんなところに?
IMGP2077.jpg 桑橋バス停までは標識が整備されていて、迷うことはまずありません。
 バス停近くには飯屋が一つあるだけで、ほとんど店は無くかなり暇でした。平まで行く京都バスの時刻まで数時間ありましたからね。バス停には誰もいなかったのでちょっと昼寝をしたり、音楽を聴いたりしながら暇を潰しました。
 で、ずっと待ってから京都バスに乗り込み、平で降りてバイクに乗って名古屋に帰りました。
今日の行動時間は7時間10分。
登り約850m、下り約1550mでした。

 これで比良山縦走は終了。一番心配していた寒さは、服を余分に持ってきたので問題になりませんでした。
 雪さえ降らなかったら、どんな山でも登れるのだろうか?まあ、雪降らなくても寒くなりすぎたらバイクに長時間乗ることが出来なくなるので、結局冬はそんなに山に登れないかな。
一日目

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Posted by YU