百々ヶ峰 登山
百々ヶ峰
百々ヶ峰は岐阜県岐阜市中心部に近く、金華山の対岸にある山です。市街が近いために歩道などの整備が多くなされており、休日は多くの人で賑わいます。実際、賑わってました。
山頂へは四方から行き着くことが出来ますが、今回は北西の三田洞方面から登ることにしました。
都市地図 岐阜県 岐阜市 瑞穂・本巣・山県市 岐南・笠松・北方・大野町 (都市岐阜) (2011/02/10) 不明 商品詳細を見る |
登山口は四季の森センター駐車場です。案内板は要所要所にあるため、この山域を適当にぶらついて楽しむことが出来ます。普通のコースの整備は行き届いているので、危険な箇所はありませんでした。
最低気温1℃ほどにもなる冷え込んだ日でしたが、やはり晴れの日曜日だからか、朝8時頃ですでに駐車場には多くの車が停まっていました。
林道のゲートをくぐるとすぐに砂防ダムがありましたが、堆砂面が公園になっていました…。こんな整備のされ方をした砂防ダムは初めて見ましたよ。もう土砂流出は止まりきっているってことなのかな?
すこし進むと「展望台へ」という看板があったので、左手側の斜面をゆるやかに登っていくことにしました。このときは12月下旬でしたので落葉した木々が多く、その分空が広くて気持ちが良かったです。しかもこの時はかなり澄んだ空でしたしね。
展望台には東屋がぽつんとあります。松の多い冬の森林はジメジメしていなくて、良いですね。この後は普通の樹林帯になっている尾根上を進んでいきます。
権現山という小さなピークがありますが、展望は無く、ただの分岐点となっています。ここからほんの少し下って小さな峠に行き、山頂目指して再度登ります。峠にはトイレがありました。個人的初雪もここで観測!
百々ヶ峰山頂(417.9m)には4mほどの展望台があり、ここから南側を一望できます。城がある金華山、岐阜市街、長良川と木曽川、名古屋のセントラルタワーなどなど…。個人的にお気に入りなのは、上の写真右下、山頂西側です。ポツポツとある山と、その間にある田畑、道路と町、人工物と自然のバランスが良くて好きです。名古屋に6年間住みましたが、やっぱ岐阜ってバランス良いわ。
山頂からは西峰を目指して歩きます。地図上ではそこそこの距離があるように見えますが、歩きやすいのでほとんど距離を感じませんでした。そしてあっさり西峰に到着。展望は開けていません。
さて、計画では西峰から林道へ下るつもりでしたが、間違えてそのまま直進してしまいました。だって普通に標識あったから!
先へ進むと反射板があり、ちょっと景色を楽しみます。その後下ろうとしましたが、今までと比べると道が細くて狭い。テープはちゃんとありましたが。引き返すか?と思いましたが、どうせ今日はこの後特にやること決まっていなくて時間余っていたので、試しにそのまま進むことにしました。
尾根上の潅木に邪魔されながらもちゃんと踏み跡がついていたので、普通に下っていけました。が、やはり変なところを歩いているな~という実感があったので多少は不安になりました。
歩いてくと、鉄塔を発見。その後は鉄塔巡視路に合流し、道も良くなって、無事に下山できました。麓の寺に繋がっていたようですね。下山口には「無断立ち入り禁止」と書いてあったのでやはり正規のルートじゃないんでしょうが…。
お寺の境内にはかなり高い位置まで樹皮が剥がされた杉がありました。巻き枯らしでもやっているのかと考えましたが、こんな高い位置までやる意味はよくわからないし…、どうしてこうなった!?
寺からは山沿いに車道を歩き、登山口の四季の森センターに到着。これで今日の登山は終了~。肉体労働系アルバイトしているからか、ほとんど疲れなかった…。
登り:55分、下り:50分
累積標高差:約530m
三田洞には三田洞神仏温泉という日帰り温泉があります。冷えた身体を暖めるのに、登山の汗を流すのに最適です!もちろん寄りました。
料金は、市外の大人500円。市内の住民だと安くなります。露天風呂無し、サウナあり、洗剤無し、休憩所ありです。
ちょうどこの日はゆず湯の日でしたので、風呂にはゆずが浮いていました。ゆずのほのかな香りと効能で身体は暖まるわ心がやすらぐわで、極楽でしたわ。周りおじいさんばかりでしたが。
まだまだ時間があったのでそこらへんの田舎道をふらふらするつもりでしが、ぽつぽつと雨が降ってきたのでさっさと帰りました。寒い時期にバイク乗るのには準備がかかるから、もうちょい遊んでおきたかったのに…。