石巻山 登山

石巻山は、豊橋市にある山で、三角錐の秀麗な山容によって豊橋市のシンボル的存在だそうです。
今回はガイドブックに従って、豊橋駅から路面電車を利用して赤岩口から石巻山まで行くことにしました。
豊橋駅まではもちろん電車ですが、名古屋と豊橋の往復料金が安いということに気づかず、片道料金×2を払ってしまった…。まあ、電車素人だから今回は教育料金ということで、納得しますか。
石巻山
今日の行動地図。
豊橋駅から終点赤岩口までは路面電車です。初めて路面電車に乗ったわけですが、結構思うところがいっぱいありましたよ。路面電車とバスはどっちがいいのか?とか、路面電車を作ると道路の幅を広くしないといけないが、路面電車はエネルギー的に少なくて済む…など。
赤岩口からは赤岩寺まで徒歩で行きます。
赤岩寺は自然歩道が整備されていたり、公園が整備されていたりして、寺としての魅力だけでなくハイキングとしての魅力もあるようです。
寺の右側の道路を通って、赤岩尾根を目指して登って行きます。
赤岩尾根への登りは結構急傾斜ですが、週末だというのに人がいなくてかなり静かでした。おかげで存分に自然を満喫することが出来ましたよ。
赤岩尾根に達してからは、東へアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。途中、送電線の鉄塔があるのですがそこからは南北に視界が開けました。見えたのは、豊川方面と、神石山方面かな。
さらに東に進んでいきます。
途中、石巻山の観光道路に出会いますが、車道を進まず登山道を進んでいきます。
この辺りから大知波峠辺りまでは結構人がいました。
結構大きな岩がゴロゴロしていたりするなど、単調なアップダウンのにもかかわらず歩いていても飽きが来にくいです。この岩は神石山で見たのと同じか?
神石山方面への分岐辺りからは、送電線の鉄塔がある場所から北の方面へ展望があります。
北へ進んでいくと石巻山への分岐がありますが、少し北東側に下ります。そうすると、大知波峠という場所があり、草地となっていてかなり広々としています。昔はここに寺があったそうな。休憩には持って来いの場所です。
石巻山への分岐から石巻山を目指します。すぐに林道に出会いますが、またすぐに登山道に戻ります。そしてずっと下って行った後にもう一度林道に出会いますが、この2回目の林道で右に行くと石巻山へ行くことができます。
林道歩きは単調なものですが、時折り北の方面へ視界が開けるときがあります。
石巻神社から、石巻山頂を目指すことになります。神社から山頂へは急登が多いですが、石巻山特有の石灰岩の地形を見ていると、面白くて疲れが吹っ飛びます。
石巻山頂のある場所はかなり大きな岩塊の上で、下から見ると圧倒されます。こんな街に近い場所に圧倒的な自然が存在するとは…。
岩塊を巻いてさらに急登していくと、石巻山頂(358m)です。
山頂からの景色はまさに360度の大展望!ピラミダルな山容をしていたので期待していたのですが、見事にその期待通りでした。
惜しむらくは、この日は少し曇っていてかなり遠くまで見渡すことが出来なかったこと。今日は晴れるって言っていたのになあ…。冬の登山の魅力は、澄み渡った空気の中の展望の良さだというのに!
石巻山頂から下って、石巻神社に少しだけ立ち寄り。その後は登山口までひたすら緩やかに下っていきます。
間場登山口は道路のすぐ脇にあり、少し目立ちにくい感じです。この後そのまま西に向かい、石巻登山口バス停から豊橋駅に行って、名古屋に帰る。
赤岩口から石巻山まで3時間15分、石巻山からバス停まで45分。
累積標高差は760mほど。
今回はGパン+ストックなしでしたが、案外普通に大丈夫でした。気楽な日帰り登山ならこんなものでいいかな。
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