奥三界岳 登山

2009年6月27日に三百名山である奥三界岳に登ってきましたよ。
今日は約1ヶ月ぶりに休日が晴れてくれやがったので、家でゴロゴロする予定を急遽変更して行きましたよ。


奥三界岳
奥三界岳 
 国道19号線を使って近くまで行き、夕森地域を目指す。名古屋からなら国道19号線は本当に使えます。この辺りの山に行くのなら絶対に使ってますからね。2車線道路が多いのでかなりすいすい進めるし。
 夕森に着いた後は、とりあえず道が続く方向に進みます。そうするとゲートがあるのでそこでで車を停めて出発です。
滝のお出迎え      渓流
 ゲートからは林道歩きが続きます。途中の谷には大抵滝があるので、ここで冷たくて美味しい水の補給と摂取をしておきましょう。しばらくちゃんとした水場はありませんから。 
 歩きながら渓流の美しさを堪能するのもいいでしょう。エメラルドグリーンの川の水が私たちを癒してくれることになると思います。
つり橋わたるよ 林道を進んでいくと奥三界山への分岐が現れます。ここから登山道が始まります。
 ちょっと危なっかしいつり橋を渡ると登りが始まります。尾根の傾斜自体は急ですが、トラバース道となっているので緩やかに登ることが出来ます。この登りではなぜか虫もほとんどいなくてかなり静かでした。水の流れる音と自分の足音しか聞こえないときがありました。
 30分ほど?登るとまた林道に出ます。この林道は舗装路ではなく砂利道ですが、やはり林道ですので少し足の裏が痛くなってしまいました。
渓谷美天空へ延びる滝ケルン
 林道を進んでいくと橋の架かった谷がいくつかあるのですが、ここからはかなり美しい川と渓谷が見ることが出来ます。高度感もたっぷりですので気持ちがいいです。もちろん山を見ても楽しいですけどね。
 途中、大きな滝がありました。この滝の名前は昇竜の滝と言うらしいです。稜線近くだけあって、滝を見ているのに一緒に空も見ることが出来て大変美しいです。まさに竜が天空へ目指しているようです。ちなみにこの滝はかなり遠くからでも見ることが出来るので、林道を歩きながらこの滝を見るのも面白いです。
 林道のほとんど一人しか歩けないほどの狭さのところに、かなり凝ったケルンを発見。よくもまあこんなケルンを作ったな、と感心しますが、よくこんな暇があったなと呆れてしまいます。(笑)
縞枯れ現象?ガレ沢登り
 林道が終わると再び登山道です。少し急登すると稜線が近くなってくることが分かります。
 途中、見回してみると山肌に縞々模様がありました。これって縞枯れ現象なのかなあ?蓼科山のは知っていますがこんなところにもあるとは思いもしませんでした。
 進んでいくとガレ沢があり、ここから進んでいくようです。至る所に水があるのでここで休憩や水の補給を行ったほうがいいですね。景色もそれなりにいいし風も気持ちいいし、なにより水が冷たくて美味しい!
 ガレ沢登りは見た目よりは難しくありませんでした。むしろ歩きやすいです。ここを登ると稜線上に出ます。ここからは緩やかな道が山頂まで続きます。ぬかるみがいっぱいあるので気をつけましょう。私は片足泥まみれになりました…
奥三界岳頂上西方向
北方向かがみん池
 遂に奥三界岳頂上(1810m)に到着です。ここには展望台とベンチがあります。樹林帯の中にあるので展望台はありがたいです。中央アルプス方面には展望が広がっていないのは少し残念でしたが…
 今日は快晴でしたが霞がかかってそんなに遠くまで眺望することは出来ませんでした。ですが1ヶ月ぶりの山頂での快晴は何か感慨深いものがありました。やっぱり山に登るのは晴れの日がいいなあ。
 ここでフルーツ缶を開けて食べ、しばしの休憩を取りました。その後下山。
 登り3時間半
 下り2時間半 でした
 感想としては、ちょちょいのちょいで登れるのかと思いきや意外に時間がかかりました。日帰り登山の中では中級ぐらいかな?後、会う人全員ステッキを持っていたので、私も買おうかなと思いました。そんなに楽になるのだろうか。
 そしていいことが分かった。冷えた水で濡らしたタオルを首に巻くとかなり涼しくなるということを!地味だが素晴らしい効果がある。

御嶽山小秀山・奥三界岳 2009年版 (山と高原地図 39) 御嶽山小秀山・奥三界岳 2009年版 (山と高原地図 39)
(2009/03)
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Posted by YU