残雪期限定の山、猿ヶ馬場山を4月上旬に登る

2023年4月13日

人生初の体験、帰雲山・猿ヶ馬場山 / YK1989さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

2023年4月9日に岐阜県白川郷近くの300名山、猿ヶ馬場山に登りました。

雪山装備は8年ほど前に購入していたのですが、いまいち勇気が出なくて雪山に登ることはほぼほぼありませんでした。
しかしこの度、遂に!残雪期ですが雪山に挑戦してみたのです!

仕事の有給休暇を使って、土日月の3日を休みにして、土曜日は移動日。
土曜日の夕方に岐阜駅でレンタカーを借りて、猿ヶ馬場山と野伏ヶ岳登山開始。
土曜日は白川郷の道の駅で車中泊して、日曜日に登山。

しかし、白川郷へ高速道路を走行中、雪が降りました。
夜の吹雪は非常に危なく、道路上に雪は積もってはいませんでしたが、ヘッドライトの光を反射するので前が見づらい!
高速道路ですが、制限速度50kmを守りましたよ……


さて登山当日のこと。
白川郷は名高い世界遺産の観光地ですから、駐車場も限られます。
しかし登山者は朝早いということで、道脇に駐車することが黙認されているようでした。(YAMAP等の登山記録を読む限り)
というわけで、自分も同じように駐車させてもらう。

登山の様子はYAMAPの記録にあげたとおりです。
地図にない作業道を通って上部の林道へ、そこからは積雪期限定の道を歩く。
前日に新雪が降ったので、足をとられて思いのほか疲れました……
ワカンを持ってきたけど、新雪だと粒子が細かすぎてそこまで浮力を稼げなかったような?
表面が溶けて少し固まったくらいが一番効果的なんでしょうか?

新雪と固まった場所はまばらに分布しており、歩行中はそういう固まった場所から場所へ繋いでいくようなルートをとりました。
こういう経験も積んだことなかったので、不安と学びの両方が得られました。
傾斜が緩いと普通は楽なのですが、新雪が溜まりやすいこともあって、今回はむしろ緩い山頂部が最も疲れる場所でした。
すねラッセルくらいでしたかね。腰ラッセル以上はどんだけヤバいんだろう……?

しかし山頂は真っ青な快晴と、白山を初めとする白き山々!
疲れたけど、登った甲斐はあったよ……
雪山、結構、良いな!

下山時はトレースを辿っていったのと、気温の上昇により、新雪に悩まされることはありませんでした。
林道に出ると朝とは全く違う雪の量で驚く。
春の残雪の山は、週毎どころか、時間単位で環境が変わるんだな……と実感。


下山後、石徹白から登る300名山、野伏ヶ岳の登山口を目指してレンタカーを走らせます。
途中、湯の平温泉に寄って汗を流す。
標高の高いひるがの高原は寒々しいところかとも思っていたけど、やっぱ視界が開けているところは雪や気温が厳しくても、雰囲気良いよね。
同じように、石徹白も町からは遠いけど、盆地状で開けているから、雰囲気は良いですよね。
でも、こういうところがいつかは人が離れていくのかと思うと、勝手に憂鬱にもなってしまったりもする……

この日は野伏ヶ岳登山口、白山中居神社の駐車場で車中泊。

登山

Posted by YU