魔王物語物語 考察
「魔王物語物語 考察」で検索すると、なぜか私の感想ページが上位に来ている。
なんか嘘ついたような責任もあるので考察やっていきます。
もちろんいやいやではなく、ただ今までは取り組むきっかけがなかったと言うか。
というかカタテマ総合wikiに詳しい考察あるからなあ…
ヒマリ
原住民の女から生まれた。ヒマリの名前の由来はアレスが女に渡した花から。
彼女はアレスの黄色いイシを背負っている。そのイシとは、魔王物語を終焉へと導くこと。
彼女は鼠による流行り病から逃れるために島の外へ出ていた。どこで出会ったのか分からないが、アレスのイシを背負うことになり魔王物語を終焉へ導くために島へ来た。
「完全無欠の主人公」の技を覚えることから、彼女は魔王物語物語の主人公であり、アレスをモデルとしたセラが魔王物語の主人公であると言える。
最後には彼女が魔王物語の中のセラの代わりとなって魔王を倒す。
そして、彼女は本を世の瀬から流す。だがこの本は何なのだろうか?
ナナとヒクグモとルドルフは自分の物語を世の瀬に流した。ということはヒマリも彼らと同じように、魔王物語を完結させるという自分の物語を完結したのだから、自分の本を流したのだろうか?これまでセーブしてきたあの本こそが彼女の本なのだろうか?
いや、もしかしたら魔王物語であるかもしれない。未完成の魔王物語に自分が成し遂げた記録である彼女の本を繋ぎ、完結させたのかもしれない。
ルドルフ
エルオントナナの弟。赤子のとき発狂したゼルヒに恐れられて捨てられた。母親はそのときゼルヒに殴り殺される。そしてフロドナに拾われる。
ルドルフの名前の由来は、魔王物語の中に出てくるランドルフから。フロドナがこの男の子にたくましく育って欲しかったから。
フロドナの故郷の話をよく聞かされ、その中に出てくる白竜に興味を持つようになる。
フロドナはルドルフに満足に食料を与えることができなかったため、ルドルフと一緒に食料を得るために島に渡る。
しかし突然フロドナが失踪。ルドルフは飢えを凌ぐためにネズミを食って生き延びた。そのとき捕まえることが出来たのはフロドナの残した剣のおかげ。
フロドナのイシを背負っている?水辺で「フロドナはいつも後ろから見守ってくれている」というようなことを話す。強い子に育って欲しいのか。
三人目
まももで最大の謎の存在と言える。
ラストボス戦で「予定調和の最終決戦」を取っていると、名前がツィーリアとなり顔グラフィックも現れる。ツィーリアのモデルはアイリッツなので、彼はアイリッツかもしくはそれに近い人?
空想の果て、地底大空洞といった空想が実現する場所でなければ現れないので、彼も空想上の人物だろう。
ヒクグモがこんなことを言っていた。
「傷を癒す魔法は無く。星を落とす魔法は無く。闇を切り裂く聖剣はなく。愛する者を蘇らせる秘術は無く。
そんな世界で生きているからこそ、俺達は物語を創っていくんだ」
しかし三人目はその全てを持っている。それはやはり彼が空想上の人物だから。
流行り病奥の小屋にいた。ここにアイリッツが住んでいたらしいし、白いイシで仲間になる。白いイシはクモか、アイリッツか。
青いイシ
ハロルドディスターの記憶を受け継いだイシ。生前の彼に代わって魔王物語を完結させようとする。
アーロン略に憑いたり魔王物語そのものに憑いたり。イシは物質にも意志を与えるのだろうか?
島
何かと不思議なことが起こる場所。そもそも本当に海に囲まれた島なのか、どのくらいの広さなのかもわからない。
原住民が住んでいたが、ネズミを媒介とする流行り病により大量の死者を出す。花であるヒマリがそのネズミの食料だったため、原住民は花を根絶した。でも結局島から脱出。
人の思いで雪山や海が現れたりしている。島にある一部のものはイシで出来ている?ということは、島は思いを具現化する場所?魔王物語物語すらイシによって作られたステージを人間たちが進んでいるということ?
地底にはかなり大きい空洞があり、進んでいくと状況がめまぐるしく変わる。そして最深部には大量のイシ。これは原住民の廃墟にある物語が地底に捨てられ、イシがその物語に反応して地底代空洞を作ったのか。それが正しいのなら、イシはただ記憶を受け渡したりするだけのものではない、もっともっと大きな力、つまり物語を具現化する能力があるということだ。
ラストバトルではイシが魔王物語を具現化。それに登場する魔物をヒマリたちに戦わせる。そして青いイシがハロルドディスターの空想を具現化。魔王ハーディスを生む。
結局のところ、魔王物語物語はほとんどイシによって作られたもの?
魔王物語物語 感想