2010年東北旅行 1~3日目 粟ヶ岳

 2010年の8月13日から29日までの17日間、東北旅行をしました。
 名古屋から下道で大間まで北上、仙台まで南下して太平洋フェリーで帰りました。
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14日目 黒崎~サンファンパーク
15日目 松島
16,17日目帰宅&総括


1日目
 この日は名古屋から新潟県の無料のキャンプ場、粟ヶ岳県民休養地までひたすら下道をバイクで走りました。少し道に迷ったりしたので、出発から12時間経ってようやく目的地に到着…。
 キャンプ場についたときはすでに真っ暗でしたが、がんばってテント張って就寝しました。このキャンプ場は荷物の搬入のためなら一時的に車の乗り入れ可能なようです。炊事場、トイレ、自販機あり、利用申し込みは管理棟にあるノートに住所や名前などを書くだけでOKだそうです。
 
2日目
粟ヶ岳っぽい山水源池
 朝起きると雨が降っていたので、この日は登山を諦め、1日ボーっと過ごすことにしました。
 夕方までずっと一人で小説を読んでいましたが、昼前くらいにボーイスカウトらしき人たちがやってきてかなり賑やかになったので、貯水池近くのベンチで本を読むことにしました。
 夕方に、近くにある美人の湯という日帰り温泉に寄りました。17時ごろから料金が安くなるようで、17時過ぎにいったので料金は500円でした。バスタオル貸し出しがデフォルトで、温泉はきれいで広くて設備が整っているので、かなり良いです。施設内には売店や食事処もあります。
3日目
粟ヶ岳2
 天気予報見ても全く晴れる気配がないので、朝から雨が少し降っていましたが意を決して粟ヶ岳山頂を目指すことにしました。キャンプ場から第二貯水池までは林道です。車で走ることも可能ですが、第二貯水池近くには駐車場がないので、やはりキャンプ場に車を置いてそこから歩き始めたほうがよいでしょう。
無料の粟ヶ岳県民休養地ガスの中の粟ヶ岳
 第二貯水池からは登山道になりますが、この辺りから小雨だったのが雷雨に変わってしまいました。登山道はまるで小さな沢のようになり、体に打ち付けてくる大量の雨によってガンガン体力を減らされました。カッパを着ても袖口などから水が入ってきたので全身びしょ濡れになり、まるで水を纏いながら登っているような感じでした。
 一時は下山を考えたほどの豪雨でしたが、長瀬神社からの登山道分岐点に到達すると急に雨がやみ、ただのガスになりました。この分岐点にはベンチがあったのでここで少し休憩しましたが、このときに指にヒルが1匹、ザックに1匹いることに気づきました…。指の血を吸っていたヒルを見つけたときはかなり動揺しましたが、全く痛みやかゆみがなかったので、なんか不思議だと感じました。冷静になって考えてみると、かゆみをもたらす蚊なんかより、ヒルのほうがまだかわいげあるのかも?
粟ヶ岳のやせ尾根砥沢のヒュッテ近くの水場
 分岐点からも登りが続きますが、雨がやんだので楽々歩くことができました。ガスっていたので展望はありませんでしたが、ガスっていたおかげで猛暑なのにも関わらず結構涼しく、ほとんど汗をかかずに登り続けることができました。
 登山道は概ね歩きやすいです。少しロープやはしごなんかもありますが、特に危険だと感じるような場所はありません。地元では結構人気のある山かもしれません。
 砥沢のヒュッテという避難小屋の少し前に水場への分岐点があります。少し道が狭く、それほど水量はありませんが、位置的に便利な水場でしょう。
砥沢のヒュッテ内部少しだけ加茂市の町並みが見える
 砥沢のヒュッテは積雪期にも対応しているのか、入り口は二重になっており、確か毛布もあったと思います。ヒュッテすぐ近くにベンチも置いてあり、景色を楽しみながら休憩できるようになっています。
 
雲上の粟ヶ岳粟ヶ岳山頂
 ヒュッテからは小さくアップダウンをして、また登りです。權ノ神岳への分岐がありましたが、權ノ神岳への道は粟ヶ岳への道よりも刈り払いが少なく、少し荒れているような感じだったと思います。
 分岐を過ぎると小さくアップダウンを繰り返しながら山頂を目指すことになります。もうここまで来ればほとんど疲れることはありません。
 粟ヶ岳山頂(1292.7m)は少し広く、ガスってなければかなりの展望を味わえそうな場所でした。このときはかなり濃いガスでしたので何も見えませんでしたが…。
 
粟ヶ岳山頂の方位盤第二貯水池
 山頂には方位盤もあり、ここから見える山を示していました。天気の良い日に来たかったですね、やっぱり。
 山頂から粟薬師への道(西側)を見てみると、概ね整っているようでした。
 山頂からは往路を戻っていきましたが、気温が上がってきてかなりしんどかったです。キャンプ場に着いたときは、自販機で500mlのジュース缶を軽く2本飲み干してしまいましたよ。
登り3時間30分、下り2時間30分。
累積標高差は、約1200mでした。
 この次は二王子岳に登るべく、まずは二王子温泉に立ち寄って温泉に入りました。この温泉は庭園の中にいくつかの温泉や食事処があるような施設でしたが、至る所にクモの巣が張ってあり、建物は古く、温泉には浴槽があるだけで洗剤やシャワーが一切付いておらず、休憩室にはクーラーもなくてかなり暑かったです。汗で気持ち悪くなってはいけないので、すぐに温泉を出てバイクに乗って涼みました。
 正直、この温泉は擁護出来ないレベルかもしれない…。道に看板がいっぱいあったのにも関わらず、自分以外に全く客がいなかった理由がわかった…。ちなみに料金は500円。
 この後は二王子神社でキャンプしました。神社には炊事場やトイレ、ベンチなどがあります。
 テントは網戸にしていましたが、夕方ごろから蚊が網戸を埋め尽くすくらい寄ってきました。私の血を吸おうとやってきたのでしょうが、それらの蚊が網戸の隙間から必死に針を通そうとしているのを見ると、ものすごく気持ちが悪く、醜悪だと感じました。蚊を殺す薬があれば一掃してやりたかったですよ。
4日目 二王子岳 へ。

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Posted by YU