2010年東北旅行 4日目 二王子岳

2010年の8月13日から29日までの17日間、東北旅行をしました。
この日は200名山の二王子岳を登って笹川流れまで。
関連記事
1~3日目 粟ヶ岳
5日目 摩耶山
6日目 男鹿~岩木山麓
7日目 岩木山
8日目 八甲田山
9日目 大間崎~岩手山麓
10日目 岩手山
11日目 八幡平
12日目 早池峰山
13日目 栗駒山
14日目 黒崎~サンファンパーク
15日目 松島
16,17日目帰宅&総括
4日目 二王子岳
二王子岳は新潟県新発田市と胎内市の境にある200名山です。晴れていれば飯豊連峰を見渡すことの出来る最高の展望台となるそうです。
標高はあまり高くないのですが、豪雪地帯なので登ることの出来る季節は案外短いです。
網戸に溜まっている蚊に刺されないよう、テントの中で出来るだけ準備をして、すぐに出発しました。このときは若干雲が薄かったので登っていると晴れてくるかもしれないと思っていたのですが…結局晴れることはありませんでした。
山頂までは緩やか~まあまあの傾斜がずっと続きます。登山道は綺麗に整備されているので歩きにくい箇所はほとんどなく、歩きやすかったです。
二合目辺りに神子石という巨岩と水場があります。日光が差し込んでこなくても、かなりムシムシして暑かったので、この水場はかなりありがたかったです。
神子石から少し登ると三合目に一王子神社と避難小屋があります。避難小屋はコンクリート作りの
頑丈なものです。この山の避難小屋も積雪期に対応しているのかもしれません。
三合目からは少しだけ傾斜が増します。しかし登山道は土嚢などでしっかり補強されているので、むしろ歩きやすかったりします。
七合目にはロープを使って登るような場所がありますが、そこを過ぎると傾斜がかなり緩やかになってガンガン進むことが出来るようになります。が、ここらへんから雨が降り始めてきましたので、少し憂鬱です。
八合目の三王子神社近くにも水場があります。八合目くらいからは低木や草原が多くなってきますが、このときは風と雨がかなり強くなってきたので遮るものがなくてかなり苦労しました。
強烈な風雨にひーこら言いながら、ようやく山頂の避難小屋と二王子岳山頂(1420m)に到着。山頂ではやっぱり何も見えなく、しかも風がかなり冷たかったので避難小屋に避難。
避難小屋の中は誰もいなかったので、筵をひいてカッパや服を乾かせながら風雨が弱まるのを待つことにしました。そして待つこと1時間…全く止む気配がないので下山開始しました。
下山は何の問題もなく、普通に降りていきました。
登り3時間20分、下り2時間45分。
標高差1196mでした。
下山後はテントを片付けて出発。せっかく日本海側にいるのだから、いろいろ観光しながら日本海沿いを走ってみることにしました。防風林に阻まれて日本海を見ることは少なかったですが。
まず寄ったのは塩の湯という立ち寄り温泉。洗剤は石鹸のみですが、料金は350円、休憩所はかなり広いです。地元民に人気なのか、客のほとんどがご老人でした。
次は白砂青松100選に選ばれたお幕場のマツを見に行きました。写真のように松林が広がっていますが、まあ、他の白砂青松100選とはあまり変わらないかな…。
日本海の断崖沿いを走っていると、笹川流れという奇岩巨岩が並ぶ海岸景勝地がありました。それらの岩の下をトンネルで抜けながら走っていくのは結構楽しかったです。まるで北海道の黄金道路のようでした。
次の日は摩耶山に登るため、鼠ヶ関から山のほうへ入り、もう使用されていないような空き地で野宿。このとき食べたのは、スーパーで買ったアナゴの串カツと寒天豆腐。寒天豆腐は食べたことなかったので買ってみたのですが、正直自分の口に合わない…。椎茸や人参や豆腐を甘い寒天で固めたものなのですが、寒天の感触が嫌すぎなものでした。
5日目 摩耶山へ。
![]() |
飯豊山 2010年版 (山と高原地図 10) (2010/02) 不明 |