2011年四国一周ツーリング 4日目入野海岸~日平公園
4日目は四万十町の興津峠から宿毛の北にある篠山の東にある日平公園まで行きました。
まずは興津峠から寒い中バイクで走って、最初に渚100選にも選ばれた入野海岸にたどり着きました。
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2011年四国周遊総括
4日目 入野海岸~日平公園
この海岸は海岸線沿いに松が植えられていたり公園があったり、道の駅やテニス場などもあったりして高知の一大休暇ポイントとなっているようです。
入野海岸の駐車場には車が多く、車中泊している人たちも多かったです。他にはサーフィンをしようとしている人もいたりして、こんな寒い季節でも人がいるのだから夏になればさらに人が多くなるのでしょうね。
入野海岸から快走できる国道を通って、ひたすら足摺岬を目指して南下していきます。足摺岬までは途中、尾根上を辿る「椿の道」を通りましたが、ここもワインディングが楽しくなおかつ交通量が少なくて良かったですよ。
足摺岬の駐車場はやはり人が多く、満車に近かったです。駐車場にバイクを置いて、遊歩道を通って散策します。このときちょうどツバキの花の時期で、遊歩道にはたくさんのツバキの花が散らばっていました。
遊歩道はツバキのトンネルを抜けていくことになるのですが、花が多すぎて逆に気味が悪いレベルかも…。
まずは足摺岬の灯台を望む天狗の鼻に行きました。荒々しい岸壁に浮かぶ白亜の灯台が、なんとも周りの景色に違和感があって面白いです。
この辺りも風が強いからなのか、蒲生田岬のように植生では風衝低木が多く、普通とは違う景色が面白いです。
次は足摺岬灯台を目指して遊歩道を歩いていきます。やはりここの遊歩道もツバキのトンネルを抜けていくことになります。周りには弘法大師ゆかりのものが多く、少し室戸岬に似ています。
足摺岬灯台からは、水平線が望めるほど広い太平洋を眺めることが出来ます。ちなみに、水平線を見たとき両側が下がって見えるのは、地球が丸いというのではなくて球体である目玉の傾角(?)のためなんだそうな。
足摺半島東にある足摺岬とは反対側の西にある、臼碆にも行きました。そこに至るまでの道は狭く、駐車場も足摺岬よりかは狭いです。小高い山に登るとそこは展望台となっており、眼下に灯台や波にさらわれてしまいそうな所の神社などを望むことが出来ます。
黒潮が岸壁に打ち付けて、荒々しくなっている様子は足摺岬よりも臼碆のほうがわかりやすいような気がします。海に向かうとかなり荒々しいのに、陸側を望むと結構穏やかなんですよね。そのギャップがなかなか地形が好きな私にとっては、心引かれるものですよ!
足摺半島を脱して、竜串なども観光しようと思っていましたが、このへんから小雨が降ってきたので、観光はせずに今日のキャンプ地を目指してひたすら走り続けました。
宿毛市を越えて県道4号線である川沿いの快走路を走り、日平公園へ向かいました。この県道4号線は快走できるのですが、周りの集落の規模が小さくてガソリンスタンドやスーパーがほとんどありません。キャンプ地である日平公園の近くなんて、集落自体が珍しいレベル。人はほとんどいません。
日平公園は整備されて綺麗で、トイレも綺麗です。おそらく近くのダム建設に伴って作られたものなのでしょう。周りの集落の大きさにしては立派なものです。
確か自分は「日平農村公園」の標識に従って進みましたが、本来テント張る場所は写真の場所じゃないかも…。橋を渡って右側から降りた川沿いが本来のキャンプ場だったのかも…。まあ、いいか。誰もいないから。
公園からは西側に篠山を望むことが出来ます。明日はこの300名山に選ばれた山を登ります。なお、公園の周りには何かを買えるような施設は皆無です。
5日目篠山~滑床キャンプ場へ。
足摺岬ふたたび (2010/08/01) 真野 理 |