扇ノ山 登山

扇ノ山
2018年11月1日、鳥取県と兵庫県の県境となっている300名山、扇ノ山に登ってきました。
紅葉を見に行った…というのもありますが、今回は別の目的が大きかったのです。
扇ノ山にはいくつか登山道がありますが、鳥取県側から登ることにし、その中でもメジャーな「姫路公園」コースをたどりました。
舗装林道が上部まで続いているので、登山口の多くは約1時間程度で登れるものだそうです。
ちょっと迷いながら姫路公園コース登山口に到着。
なお、姫路公園は登山口よりももっと下の集落にあります。
また、姫路公園からこの登山口までにいくつかY字路があるのですが、標識が無い箇所もあるので注意。
とりあえず「⇒」に行っておけばよいかな?
車道脇に駐車場があるので、そこに駐車して出発します。
バイクで来たのですが、切り返すとき盛大に立ちゴケしてしまった…
バイクは無事だったのですが…
こけたときに左ひざを内出血してしまい、痛みを感じながら歩き始めることに。
最初は谷沿いの道です。
苔むした岩と紅葉が綺麗のなんの…
谷沿いの道は2合目までだけですが、ちょっと踏み跡が薄いので注意。
軽い徒渉も何回かしますから、豪雨時は諦めたほうが良いかもな道。
2合目から6合目までは、ひたすら登りです。
えっちらおっちら、熊が出るらしいので意識して「ヒッヒッ、フッフッ」と声を出して息をして。
平日なので他の登山者はほぼいなかったし。
6合目に来ると尾根脇に「檜蔵」という岩場があります。
ちょうど水平・垂直な岩になっているのが面白いですが、思ったより見晴らしは良くなく。
檜蔵から山頂方面を望みます。
すぐ近くにも思えます。
6合目以降はなだらかな尾根歩きです。
もうこの時期の尾根上は紅葉がほぼ終わりかけですね。
調べてみると、豪雪地帯なので11月上旬に初雪が観測される場所のよう。
さっさと来て良かったか。
なだらかなに登り続けると、扇ノ山(1,310m)に到着。
立派な避難小屋とベンチ、看板があります。
避難小屋は2階建てですが、1階は主に寝室、2階は展望部屋となってます。
避難するだけでなく休憩するのにも良いでしょう。
避難小屋から氷ノ山を見てみる。
この日は雲が多くて山頂は見えなかった。
でもガスじゃないので良かったです。
どんよりした雲も、見方によっては重厚感と神秘性を生む時もある。
東の兵庫県側を見る。
扇ノ山は火山なのでその噴出物で周辺地域がなだらかな高原状になっているよう。
かなり高い場所まで車道が通っていたり開発されているのが面白い。
景色を堪能したので、下山することにします。
紅葉を見ながら、考え事をしながらどんどん下っていきます。
ちゃちゃっと登って、ちゃちゃっと下って、扇ノ山の登山終了です。
11月に入ると下界の紅葉も綺麗なもんですね。
登り:50分
下り:35分でした。
と、いうわけで、これにて中四国300名山(1~300)踏破!(ということにしておこう)
まあ中四国は数が少ないのもありましたが、ようやく一つの地域を制覇出来ました。
次は近畿かな?
後は大台ケ原山、氷ノ山、六甲山、愛宕山、比叡山を登れば終わり。
出来れば大台ケ原山は秘境の大杉谷コース通りたいんだよなあ。