聖なる夜のホーリーナイト 感想

雑記
せっかくのクリスマスだからこのゲームをやってみることにしたぜ。
聖なる夜のホーリーナイト
聖なる夜のホーリーナイトはパラ犬さんが作った短編RPGです。プレイ時間は約3時間ですので一日でエンディングまで到達できます。
クリスマスなんて大嫌いな少年がいきなりサンタクロースに拉致され、別世界の魔王にプレゼントを与えることになってしまいます。あらすじはこんな感じですが、この文章を読んでもわかるようにストーリー展開はかなり強引な感じです。まあその理由は後でわかりますが…
デフォルト名もりそばの主人公は、お付のサンタクロースであるノエルと共に魔王の望む「伝説の剣」を取ってこようとしますが、偶然にもそのとき勇者が剣を手に入れているところでした。もりそばたちはその剣を魔王の元へ運ぶために、勇者アレクと共に魔王の居場所を目指します。
このゲームの魅力はやはり戦闘だと思います。グラフィックはツクールのデフォルトっぽいですが、システム面はかなり特徴的だと思います。敵は1体ずつ現れ、ATBです。そして攻撃特技は自分の体力を消費してしまいますので、ただがむしゃらに特技を使用するわけには行きません。それにLPという、サガシリーズに出てきそうなパラメータもあります。LPは復活可能ポイントであり,「奇跡」という強力な特技を使うためのポイントにもなります。
つまり、特技を使うには自分の体力でるHPとLPを使うことになります。
敵は一体ずつしか現れず多くの場面で3対1で戦うことになりますが、戦闘バランスはかなりいいほうだと思います。特技によってガンガン自分のHPは減っていきますが、そのようにしてすばやく倒さないと敵の攻撃による被ダメージがかなり多くなってきます。そのぐらい敵の攻撃は結構激しいです。
私はハードモードでプレイしましたが、普通の雑魚に一撃で倒されることもしばしばあるほどでした。ノーマルやイージーならそのようなことはないと思いますが、ハードモードはマジ半端ねえです。一回戦闘するたびにアイテムで回復しなければいけないぐらいでした。それにどの戦闘でも、LPを消費して全能力値を上げる「福音」を使っていました。
ハードモードで絶対必要な特技は「福音」と「グランドダッシャー」です。福音は全能力値が上がるので全戦闘で使いましょう。グランドダッシャーはスタン効果がありますが、その効果はラスボスを含む全ての敵に有効です。それに使用者の何かの能力が上がればスタン率も上がるっぽいので、後半ほど役に立ちます。ラスボス戦じゃあ敵の行動の8割ぐらい無効化させましたからね。
ですので、ラスボスは福音でHPを上げないと一撃で倒されるほどの攻撃力がありますが、グランドダッシャーのおかげでかなり簡単に倒せました。
エンディングは二つあります。一つはバッドエンディングでもう一つはグッドエンディングといったところでしょうか。普通のゲームではバッドエンドはグッドエンドよりも簡単に到達できてしまうものですが、このゲームではバッドもグッドも難易度はあまり変わりません。ラスボスが異なりますが両方とも実力は同じ程度でしょう。
しかし、やはりバッドよりもグッドのほうがいいです。グッドは、「ホーリーナイト」な感じが出ていて素敵です。グッドエンドの結末は、かなり驚くというのではありませんがほんのりしたものが残る感じのものとなっています。
メリークリスマス
大嫌いだったクリスマスを、ちょっとだけ好きになったのかもしれません。
やりこみ記録
・全アイテム入手
・ハードモードクリアー(ラスボス2種類撃破)
コンプリート!
ちなみにここが攻略ページ