2010年東北旅行 6日目 男鹿~岩木山麓
2010年の8月13日から29日までの17日間、東北旅行をしました。
この日は秋田県の男鹿などを観光しながら北上して、岩木山麓でキャンプ。
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16,17日目帰宅&総括
6日目
この日は観光と移動だけで、登山はしません。
これまでずっとどんよりとした天気だったのですが、起きると朝露輝く清々しい朝で、超気持ちがよかったです。観光するのに完璧な天気でした。
これまでの日程で汚れたものを昨日洗って干しておいたのですが、朝になってもまだ乾いていなかったので、洗濯物を干したまま出発しました。
まずは観光するべく、男鹿半島を目指します。
大潟村は干拓で生まれた人工的な村なので、地平線が見えるほど長い直線道路が伸びています。なおかつこの村は耕作に特化しているので、防風林を抜けるとどこまででも平野を見渡すことが出来ます。
目指している寒風山も朝焼けの中で美しく望むことが出来、東北旅行はこれからが本番だ!というようなことを思いながらその感動を味わっていました。
寒風山山頂までは車で楽々行くことができます。火山地形なので独立峰ですし、植生が貧弱なので草が広がっています。なので景色がものすごい!です。秋田平野や日本海、男鹿半島を一望できます。まさに筆舌に尽くしがたいほどです。
このときは早朝で、まだ店が開いていなかったのですが、この大展望を独り占め出来たのは大変よかったです。
寒風山の次は入道崎です。広い草原の大地の中に北緯40度線のモニュメントや灯台が立っています。ここも店が並んでいるのですが、やはり時間が早すぎてまだ開いていませんでした。
入道崎からは出来るだけ海岸線を走りながら男鹿半島を一周します。海岸線の道路は真っ青な日本海や奇岩をみながら走ったので全く退屈しません。
途中にゴジラ岩というものがあり、磯に降りて行ってみると、確かにゴジラっぽい岩を発見!夕方に行くと夕日に向かって吼えているようになるようです。
渚100選に選ばれた鵜ノ崎海岸は、一見何の変哲もない海岸のようなのですが、実はかなりの遠浅の海岸で、200m先の沖合いまで歩いていくことが出来るようです。そのようなことを知らなかったので、ただ写真を撮るだけで終わってしまいました…。
男鹿半島を観光し終わった後は秋田市内を観光しようと思っていたのですが、かなり暑くなってきたので市内観光は諦め、さらに北上していくことを決定。大潟村のキャンプ場に戻ってテントなどを片付けて出発。
美しい海岸と青空と白神の山々を見ながら、快適にツーリングです。白神の十二湖に寄ろうと思っていたのですが、バイクから降りるとかなり暑いのでそのまま通過。
渚100選に選ばれた岡崎海岸には寄りました。弁天島というぎりぎり陸繋ぎの島に登ると海岸を一望できます。海の青さに感動しました。夕陽も綺麗だそうなので、機会があればまた行ってみたいですね。
さらに海岸線を進んでいくと、千畳敷という場所に来ます。昔、津軽藩の殿様が珍しいこの地形を見ながら千畳もの畳を敷いて大宴会を開いたことが名前の由来だそうです。海水浴場としても整備され、多くの人で賑わっていました。
この辺りから青森県のシンボルとも言える岩木山を望むことが出来ます。中部の山々に比べると標高はそんなに高くないのですが、青森平野の中にある独立峰なので存在感がかなりあります。何か霊的なものを感じるほどの存在感で、山々が人々に信仰される理由がわかったように思います。
この日は陽射しに当たりすぎて少し気分が悪くなりました。
神苑桜林公園でキャンプが出来るというので行ってみたのですが、その公園内にある案内図に従ってキャンプ場に行ってもキャンプ場らしきものがありませんでした。気分が悪かったので探すのを諦めて、すぐに公園内にテント張りました。公園は広いのですが緩い傾斜地になっているので、案外快適にテント張れる場所は少なかったです。炊事場とトイレあり。
7日目 岩木山へ。
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