林業就業支援講習受けてきましたよ 3週目

雑記
 火鉢とか煙管とかに憧れています。

日本のリアル 農業・漁業・林業 そして食卓を語り合う (PHP新書) 日本のリアル 農業・漁業・林業 そして食卓を語り合う (PHP新書)
(2012/08/11)
養老 孟司

商品詳細を見る


3週目は、伐採現場と木材加工所の視察、アイスプライス加工、現地実習をやりました。
 伐採現場はかなり山奥にあり、森林組合連合会から車に乗って田舎の中の田舎に行きました。途中の林道には家がポツポツと建っており、大通りからかなり離れているのにどうしてこんなところに住んでいるんだろう…と疑問に思いました。実際に生活すると居心地いいものなのだろうか。
 伐採現場ではフォワーダとプロセッサとスイングヤーダ(?)を用いていました。班員は全部で3人。チェーンソーで切ってスイングヤーダでプロセッサの元に運び、プロセッサが枝払い+玉切りを行い、処理された木が溜まったらフォワーダで土場まで運ぶようです。
意外に班の人数は少ない。私は一班の作業者数ってもっと多いと思ってました。大体7,8人くらいかと思ってました。3人とは…。私としては嬉しい誤算です。完璧な分担作業ならいくら人が多くても大丈夫ですが、班全体の作業進捗状況を見て自分は何をやるかを決めていく場合、人数は少なめのほうが絶対効率良いですからね。
 木材加工所の見学にも行きました。どういう木材を搬出すればいいのかを調べておくのは、林業やる上ではかなり大事ですから。で、加工所の所長に話を伺ったのですが、機械の音でほとんど聞こえねえ。申し訳ないね!とりあえず、効率良く加工するには通直の木材が必要なようです。元口から2mほどまで曲がっていて、それ以降通直な木材があったとしたら、元口からの2mは捨てて玉切りしていったりしたほうが良い模様。
 アイスプライス加工もやりました。ワイヤーロープの先端に輪っかをつける作業で、かなり地味です。ロープワークのようにすいすい進まないにも関わらず、出来上がったものを見ると「これ何に使うんだ?」という疑問に陥ること間違いなし!
 ちなみにこのアイスプライス加工は、基本的に「ロープ加工技能士」として国に認められた人が行うようです。自作してもまあいいですが、売ったり吊り上げのために使用したり(玉架け索)は駄目かも?ていうかこういう知識はまっっったく無かったので、かなり新鮮です。面白いかどうかは、…
 現地実習も始まり、指導者一人と受講者だけで山に入りました。初日にもらった地下足袋をようやく使えるぜ…。今回は作業道開設のための、現地での作業道計画と測量です。指導者が測量機を扱い、受講者はどこに作業道を開設するかを考えたり、測量のために下草を刈ったりしました。林業でもやっぱり測量とかもやるんだな。
 とりあえずこのときに初めてがっつりと山に入ったわけですが、やっぱり山の中で運動するのは良いもんですね!地形図を見ながら現地の地形を眺めたり、沢で水の流れる音を聞いたり、涼しい風を感じたり…。バイトや登山や歩き遍路をやってきたからか、山の中を歩いてもほとんど疲れないし、筋肉痛にもなりませんでした。やっぱ下界で部屋にこもって運動不足になって太っていくよりかは、こういう肉体労働もあるのが良いですわ。体力も資本の一つだ!
 でもチェーンソーや刈払い機や重機の運転を学びに来たのに、林業の雑用するとは…。確かにこういうのも立派な仕事ですが、う~ん…。
 

雑記

Posted by YU