H25国家公務員一般職技術系官庁訪問体験記

官庁訪問に行ってきました。ですのでちょっとした体験記を残しておきます。
多分、行政区分の人はあまり当てにならないかもしれない…。
後、年によって雰囲気も変わるかも。前年と前々年は民主党のおかげで新規採用落ち込んでいたしね。

公務員 面接・官庁訪問の秘伝 2014年度採用 (公務員試験) 公務員 面接・官庁訪問の秘伝 2014年度採用 (公務員試験)
(2013/01/21)
山下 純一

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予約
 色々忙しかったり受験番号とかわからない状況だったので、予約したのは予約開始二日後です。つまり、官庁訪問初日の日、金曜日にしました。火曜日に行こうかと思っていたのですが埋まっていたので、木曜日の午後(13時から)にしました。
 行きたいところはR庁だけだったので、予約はそこだけ。ちなみに電話する前の日にKS省から「H24年に合格している○○さんですよね?KS省の官庁訪問いかがですか?」という勧誘の電話が来ました。勧誘してくれること自体は大変ありがたかったですが、丁重にお断りしました。KS省は技術系が不足しているのだろうか…。穴場だと思います。
 「官庁訪問の予約はさっさとやったほうがいい。なぜなら早い者勝ち的なところもあるから」と本に書かれていたりしますが、結果的には別にそんなことはなかったです。行政区分だけじゃね?
官庁訪問当日
 新幹線で当日に東京に行き、昼飯を食べてから行くことにしました。ていうかこれが自分一人だけで行く、初めての東京ってわけか…。しかし私は名古屋に住んでおり都会のシステムは大体わかっていましたので、特に苦労なく目的の場所へたどり着けました。「東京はうどんより蕎麦だ」と言われているっぽいので蕎麦を食べましたが、そこまで美味しくは…
 受付で入省許可証みたいなのをもらって、控え室へ行きました。少し迷っていたら職員の方が優しく教えてくれましたよ。
 受験者はそれなりにいました。後、全員クールビズな感じでした。私は長袖ネクタイの格好で行きましたが、私以外ノーネクタイだった…。長袖半袖は半々くらい。やはりクールビズが根付いてきたって感じですかね。でも去年の試験の面接では自分以外ジャケットとか着用していたような…。
 まずは職員の方に身上書を渡します。私を含めて半分くらいの人がどこかしら何かを書き加えるように指示を出されたりしましたが…。学歴の欄に見込みとかも書くのか。とりあえず、身上書は完璧でなくても良いようです。筆記用具はもちろん持参のこと。
 職員の方がそれぞれの課の人に電話をかけ、「今から官庁訪問良いですか?」と聞きまくって、都合がよければ受験者がその人の話を聞きに行く、というシステムでした。受験者一人につき、話を聞けるのは3人。全ての課の人に話を聞くことは出来ませんし、どの課の人の話を聞くかは完璧にランダムでした。
 課への道筋の案内を渡されて、その人に会いに行きます。その人のデスクに直接行くので、雰囲気としてはかなりラフな感じ。面接みたいにきびきびしなくても良いと思います。担当の方に身上書を渡し、相手や自分のことを聞いたり聞かれたりします。マンツーマンの業務説明会+軽い面接ってな感じですね。時間は融通効くようなので、聞きたいことはありったけ聞いておけば良いかもしれません。まあ、3回行うので1回目で全部聞いてしまうと後々苦労したり…するかも?
 担当の方は○○係というくらいの人から課長クラスの人まで様々。傾向としては、偉い人ほど面接っぽくなるかも?3回だけじゃあ判別つかないかもしれませんがね。
 一人につき20~30分ほど話し、3回終わったら終了。その後人事担当の方に採用面接の日取りなどのことについて少し話して、官庁訪問は終了。あれ?最初の説明のときに職員の方が「18時を超えることもあります。良いですか?」と念を押してきたのに、15時半で終わっちゃったよ!たった2時間半ですか!聞いた話と全く違うかったよ!
 
 ちょっと反省点を述べると、「面接のときでは相手の首元辺りを見とけ」というのに従って目線を首辺りにしましたが、今回は担当の方との距離が小さかったので、「目線を合わせないやつ」だという感じを与えてしまったかも。
 後、3回目の人はかなり気楽な雰囲気のある人だったのに、質問があまり思いつかなくてこちらからさっさと切り上げてしまったのは、良くなかったかも。もっと粘ってみたり、個人的なことを聞いてみても良かったかな…と思いました。
その後
 官庁訪問は夜に終わることを前提にして東京に宿泊を予約していたのに、日帰り出来るレベルだった…。でもせっかく宿泊予約していたので泊まって行くことにしました。初めての東京だし、もう少し滞在しないとね。
 泊まったのは『ファーストキャビン』と言う、秋葉原駅に近い宿泊所。かたくなに『ホテル』という言葉を使っていないのは、ビジネスホテルじゃないからです。区分としては「簡易宿泊所」となるようです。カプセルホテルを1段階良くした感じでした。
 「東京に来たからにはアキバ観光だぜ!」と月並みな気持ちを持ってアキバに行きましたが、駅前のヨドバシAkibaだけでお腹いっぱいになったよ…。何だか、すげえです。何でもある感が半端無い。欲しいと思ったものは何でも手に入りそうな気がしました。
 しかしここまでいっぱい物があると、「人間は欲望を持って当たり前だ」みたいな変な気持ちに陥って、少しゲンナリしました。各階をふらふらして、レストランで健康的な定食を食べて退散。
 やはり私にとって、東京はでかすぎです。ああいう大きな流れのようなものがある場所は、足元がふわふわして自分が無くなっていきそうで、怖い。

雑記

Posted by YU