林業就業支援講習受けてきましたよ 2週目

雑記
 猫と犬飼いたい。中古の庭付き一戸建てを自分で改修しながら使いたい。毎週末はバイクで気持ちよくツーリングしたい。家庭菜園で大量の野菜を作りたい。色んな整備道具とか趣味の道具を買い込んで、使ったり眺めたりしたい(広い部屋とかガレージが欲しい)。静かな場所に住みたい。散歩に行って綺麗な朝日や夕日を見たい。釣りしたい。狩猟したい。
 さて、上記の欲望をかなえる場合、都会暮らしではどのくらい頑張らないといけないか?田舎だとどのくらい頑張らないといけないか?

林業少年 林業少年
(2013/02)
堀米 薫

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2週目は小型車両系建設機械特別教育、チェーンソーの座学、ロープワークを学びました。
 まずは林業系の人だけでなく他の分野(土木系など)の人と一緒に小型車両系建設機械運転特別教育を受けることになりました。
 林業ではチェーンソーや刈払い機を使用するだけでなく、集材や造材ではプロセッサやフォワーダなどの林業系重機を使用することも多く、そのためこのような所謂特殊車両の運転教育があるわけですね。
 今回のは『特別教育』というように資格や免許ではなく、そのため終わったときにもらえるのは教育を終えたという証明の『修了証』となっています。つまり、そんなにすごいことでも何でもありません…。とりあえず、この小型車両系建設機械を3ヶ月以上現場で動かしたりすると、小型区分では扱えなかったものも扱える『車両系建設機械の技能講習』を受けることが出来たりする模様です。参加していた土木系の人は、小型車両系建設機械を踏み台にして車両系建設機械の資格を取ろうとしていました。
 5日目はひたすら座学でした。もらったテキストにしたがって、ひたすら小型車両系建設機械の種類や仕組み、操作方法などなど。機械の仕組みなども結構がっつりやりましたが、そこまで教わっても多分その知識使わないだろうよ…。壊れたら自分で直すのならまだしも。
 周りにはいかつい人も多かったですが、みんな真面目に聞いてました。学校とかで真面目に話を聞かない人ってのは、単に授業内容に関心が無かったりやる意義見いだせなかったりするだけで、必要なものに対してはちゃんと集中するんだろうなと思ってました。自分も彼らに負けないように頑張らねば!
 小型車両系建設機械運転特別教育2日目。この日は実技講習でした。まず講師がお手本を見せて参加者が真似て運転します。使用したのはバックホウです。小型車両系建設機械では、バックホウが最も使用されるようですね。
 普通の自動車とは動かし方がかなり違っていますので、ド素人にとっては曲がるだけでもちゃんと頭を使わにゃなりませんでした。左に曲がる時は右レバーを前進、左レバーを減速前進。ハンドル切れば直感的に曲がれる自動車に比べたら少し難しいように思いました。まあそんなにスピード出ないから焦らずやればいいんですけどね。
 安全確認もちゃんと学びます。運転開始時、曲がる時、バックする時、旋回する時。
 参加者の中には妙に運転が上手い人が結構いました。こりゃ絶対すでに現場で使ってるだろうな…。アームの使い方が滑らかすぎますわ。
 走行練習が終わると、次はアームの練習です。土山をすくって横にその土を下ろし、排土板でその土を押してもう一度山にする、ということをやっていきます。
 アームで土を上手くすくうのは、結構慣れが必要なんだなと実感しました。だってアームとブームとバケットを上手く動かさないといけませんからね。特にバケットは右レバーを左右に動かして前後方向に回転させるわけですから直感で動かしづらく、スムーズに扱うのは難しかったですよ…。皆もこの辺りでちょっと戸惑っていたりしていたようです。
 ちなみに実技では数グループに分かれて一人一人が運転していくので、自分が運転した後はかなり暇でした。本とか持っていっても良かったように思いましたが、私の周りで読書している人は皆無でした。暇なので携帯電話をポチポチしたり、同僚とだべったり。
 最後には見極めがありますが、ちょっとつまづいても講師がどうすればいいか教えてくれますし、教えてもらっても見極めは合格します。全員一発で合格。見極めが終わると修了証をもらえます。今までは運転免許くらいしか持っていなかったので、結構うれしいです。こんなもの簡単に取得出来るものだからあまり価値はないのでしょうが、でもちょっと気持ち良い。
 二日間丸々チェーンソーに関することを座学で学ぶこともありました。テキストでチェーンソーの扱い方と事故の事例、構造や法律等などを学んだり色々。また、DVDで伐倒方法を見たりしましたが、やっぱテキストよりも映像で見たほうが遥かにわかりやすいですわ。
 他にも、どう切ったらどっちの方向に倒れるか、っていうのを考えたりもしました。受け口や追い口の傾きや樹木の重心で変わるもんですね。納得出来ないときもあったので、実地で試してみたいと思います。
 チェーンソーを扱うときの姿勢や手入れのしかたも少し学びました。
 しっかし…今回の講師は少々クサいことを言うのと、技術者としてはすごいんだろうけど「自分が正しい!」と強く思っているのがちょっとね…。じいさんはめんどくせえなあ。
 丸一日ひたすらロープワークを学ぶこともありました。登山やっているのにロープワークなんてほとんどやったこと無かったので、色々と苦労しました。1日中ロープ触っていたので手がいてェ!
 ロープの結び方にも用途によって色々ありますが、今回やってみて思ったのは、結び方には系統があるということ。とりあえず3,4種類ほど覚えてしまえば、案外応用効くものです。
 今回の講師はロープの結び方についてかなり色々知っているようで、コツとかも多く知っているようでした。もやい結びのコツなんかもあったりしましたよ。 

雑記

Posted by YU