ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編 感想

雑記
 ポリシックスのCDレンタルした。
 カジャカジャグウウウウウウウ!!!!


1巻
ラブラブrバウbラウrバウ ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編とは、おなじみのメンバーも出ないし、事件の起こる場所も全く違う、ひぐらしの外伝という風になっています。それに出版社も異なっていて、本編のほうはスクエニ、鬼曝し編は角川書店が出版しています。一体なぜこんな風になったのかは分かりませんが、まあ大人の事情ということで・・・
 状況はというと、時間は雛見沢でガス災害が起こった後で、雛見沢とは全く関係ない都会に住んでいる女の子が主人公となっています。もちろんこの物語も「ひぐらし」なのですが、少々進展が本編と違っているように思えます。というのは、お気楽な学校生活だけが描かれていることがかなり短いですし、悲劇の予兆が始まるのもその分かなり早いように思えます。しかしこれはストーリー全体を理解すれば、この進め方に納得いきます。
 
祟り 本編ではある場面を過ぎると一気に身の回りの全てがおかしくなってくるのですが、この鬼曝し編ではおかしくなったものを必死に隠して、どうにか幸せな生活を送ろうと試行錯誤するような感じでストーリーが進んでいきます。
 この物語では完璧に狂った人はほとんどいな、く普通の人間が幸せになるために行動を起こすという図式ですのでひぐらしの狂気というよりは普遍的な狂気を描きたかったものだと思いました。この時点ではね。
2巻
血だまりの中で 1巻だけを読むのと最後まで読むのとでは大きく印象が異なってきます。最後まで読むと「やっぱりひぐらしだ!」と思う人は私以外にもかなり多いでしょう。
 ラストシーンまでは主人公夏美がおかしくなってしまった母との争いなどが描かれていますが、ラストで真相が分かってきたときはそのときに受けた印象が全く違ってくるという、大どんでん返しをくらわされます。その魅せ方はかなり古典的なミステリーなものとは思いますが、この悲劇を起こしたものの原因がひぐらしシリーズとかなり被っています。つまり鬼曝し編で出たその悲劇の原因を頭に入れて、本編を読んでいくとかなり筋道の立つ推測が立てることもできるでしょう。
 他の物語に比べて、事件の起こりから事件の解決までがコンパクトに抑えられていますが、だからこそ「ひぐらし」が一体どういうものをテーマに置いてあるのかが分かりやすい作品となっています。
正体 それに物語が完璧に終わっているので、なかなか後に引かない終わり方ではなくて、かなり爽やかなハッピーエンドになっています。それはやはりあのラブラブ要員、藤堂暁のおかげか!
 いやいやほんまに夏美と暁のラブラブっぷりはかなり見ていて羨ましいというか、壁にドタマぶつけてあの世に逝きたいほどというか。まるで「耳をすませば」です。喪男にはニフラムと同じ効果です('A`)
 なかなか久しぶりに学生時代に返って本気で恋したい、と本気で思ってしまいましたよ。そういやひぐらしファンの人たちって「ひぐらし」の世界に行ってみたいと思うんですかね?いや、やっぱり圭一みたいに女に囲まれるのは彼が「口先の魔術師」だからであって、普通の人はガス災害や学校爆発で人知れず死んでいたりするんでしょうね。なんて・・・・なんて、夢の無い・・・!!
 後、鬼頭えんさんってクロノクロスのあの同人誌を描いた人だったんですね。どうりで見たことあると思ったら・・・いや~世界は広いんだか狭いんだか。
 とりあえず私の息子がお世話になったので感謝します。
鬼隠し編 
綿流し編
祟殺し編
暇潰し編

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Posted by YU