2014年中央アルプス縦走 1日目 木曽福島

2014年9月11日から14日の4日間で、中央アルプスを縦走してきました!
幕営地がほぼ無いので、全部避難小屋泊まりとしました。
区間は、木曽福島駅~木曽駒ヶ岳~越百山~下山となります。流石に安平路山までは行きませんでしたが…。
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4日目 摺鉢窪避難小屋~越百山~下山
2014年の夏は週末の天気が悪いときが多かったのですが、このときは見事に晴れてくれましたよ。
0日目に夜行バスで名古屋まで行き、1日目に特急電車で木曽福島駅へ。そして路線バスに乗って、大原上で降りました。
この日は木曽駒ケ岳7合目避難小屋まで行くつもりです。
自分以外に同じタイミング、同じルートで登る人はいませんでした。
木曽福島は中山道の要衝なのか、昔ながらの宿場街の趣があって良いですね。
駅は国道沿いではなく、静かで気持ちが良いです。
駅でしばし、バスを待つ。
木曽福島駅から木曽駒ケ岳に登る人は少ないのか、バス乗務員さんにちょっと気にかけてもらいました…。
大原上でバスを降り、登山開始です。
しばらくは別荘地を通る舗装路を歩いていきます。
登山とか別荘へ向かう車しか通らないから、車通りはかなり少なかったです。
白樺や個性的な別荘を見ながら、静かにもくもくと歩きます。こういう孤独感は好きです。
進んでいくと、雲に覆われた中央アルプスの山々が見えてきます。雲上に別世界が待っている、のかな?
スキー場脇には、水場が存在します。山水だからか、かなり冷えていて美味しいです。
スキー場をさらに登っていくと、未舗装路になってきます。ここからはしばらく林道を登っていきます。
この辺りから登山道標識もちゃんとしたものになってきます。自家用車持っている人はここまで来れるでしょう。
谷沿いの薄暗い森の中を歩いていきます。このときくらいからポツポツと雨が降ってきましたので、カッパを着て歩いていきました。
沢を渡渉して、登山開始!ちなみにこの沢は普通の沢なので、大雨時にはかなり渡りづらくなりそうな気がします。
地図上でもわかるように、ひたすら登りです。しかし道は綺麗だし傾斜は一定ですから、登山技術は大して必要なく、体力のみで登っていけます。
まあ、近頃の不摂生で結構きつかったのですがね…。
登り一辺倒ですから、標高を上げるにつれて植生の変化を実感できます。
4合目と5合目の間には力水という、小さな水場が存在します。最近の雨続きでも水量は少なめでしたので、タイミングによっては枯れそうな気もします。
7合目避難小屋は最近改修されたのか、結構綺麗です。
土間と居間が分かれており、料理がしやすいです。土間には何と、薪ストーブもある!使いませんでしたけどね。
トイレは夏用と冬用で分かれており、夏用はバイオトイレ、冬用は汲み取りとなっていました。しかしこのとき、夏用トイレが詰まっていたのか、他人の一本○がありました…。あまり臭くなかったのが救いですが。
自分の全盛期のときに合わせて米を炊いたのですが、半分くらいしか食べられませんでした…。私も年を取ったものだ。
残ったご飯で焼きおにぎりを作り、次の日の行動食としました。
木々に覆われた山小屋で、自分は今、山上にいる、ということを感じながら寝ました。こういう実感こそが、登山の醍醐味だと思います。
累積標高差:登り約1260m
行動時間:5時間20分
でした!
2日目 木曽駒ヶ岳7合目避難小屋~木曽駒ヶ岳~檜尾避難小屋に続きます。
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山と高原地図 木曽駒・空木岳 (登山地図・マップ|昭文社/マップル) (2014/03/18) 不明 |