櫛形山 登山

2011年の6月3日~5日にかけて、長野・山梨にある山、鉢伏山、御座山、櫛形山登山に行ってきましたよ。
3日目は山梨県にある櫛形山に登りました。
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1日目 鉢伏山
2日目 御座山


櫛形山
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 甲府盆地西側、南アルプス前衛峰となる200名山、櫛形山に登りました。
 上写真→は櫛形山への県道途中から取った写真ですが、櫛のようななだらかな山容となっているのがわかります。櫛形山は山頂エリアにアヤメの群落が存在することで知られているので、アヤメの開花シーズンではかなり賑わうようです。自分はやはり静かな登山を行いたいので、シーズンである7月中旬には行かずにもっと早い時期である6月上旬に行ったわけですよ。
 山頂へは南から池の茶屋林道を使えば簡単に行くことができるのですが、やはりそういうのは嫌なので、私は北尾根登山道を用いて登り、中尾根登山道で下る周遊コースを取りました。
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 中尾根登山口である南伊奈ヶ湖はいろんな施設があって賑わっていますが、北尾根登山口の駐車場はただの空き地となっています。が、ここにはちゃんとした標識や地図もあるので、登山者にとってはまあまあかな?
 もうちょい上のほうにも林道が通っていたり、池の茶屋林道もあったりするので、こんなところから登る人は少なく整備も微妙なのかな~と思っていましたが、実はそんなことはありませんでした。
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 登山道は結構広くて歩きやすく、標識もしっかりしています。おそらく、櫛形山は甲府市民などの山梨県民にとっての憩いの山だから、こんなにも整備されているのでしょうかね。
 登り始めは人工林です。下草は少なく歩きやすいです。さらに登っていくと照葉樹林となってきて、林道に出会って見晴台に着きます。
 見晴台からは甲府方面を眺めることが出来るようですが、この日は霧が濃くてほとんど何も見ることが出来ませんでした…。「ご来光でも眺められるかな」と思って早朝に登り始めたのに…。
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 見晴台から上部も同じように登っていくことになります。少々単調ですが、登山道は傾斜が一定になるようにつけられているので疲れにくく、歩きやすいので良いです。
 水場や北方面の散策路への分岐を通り越し、さらに登っていくとアヤメ平です。
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 このときはアヤメの開花シーズンではないので花畑はないですが、アヤメ平はこれまで登ってきた尾根とは一風変わった雰囲気のする、どこか湿っている原生林のような神秘的な感じがしましたよ。
 なんとなく、草原のようなのに一歩踏み込むと踏み抜きそうな、そんな感じが…。
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 アヤメ平には避難小屋もあります。
 この辺りからは山頂エリアとなり、傾斜はゆるやかになります。いったん裸山へゆるく登っていきます。
 この山頂エリアは、原生林の雰囲気が濃く、歩いているだけでも楽しいです。
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 裸山からは南アルプス方面に少し展望があるようですが、このときはガスっていて何も見えず…。まあ、櫛形山山頂方面のなだらかな山容は望むことは出来ましたが。
 裸山の斜面も、アヤメのシーズンでは美しくなるようです。
 この後、櫛形山山頂へ目指して原生林の中を歩いていきます。この苔むした感じが、良いですよ、本当に。
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 原生林の風景を楽しみながらゆるやかに登っていくと、櫛形山山頂(2052m)です。
 山頂は小広いですが、基本的に展望はありません。一応樹間から甲府方面を望めるようになっていますが、やはりガスっていて何も見えませんでした。山頂で少し休憩して、下山開始。下山では中尾根登山道を用います。
 
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 美しい原生林の中をゆるやかに下っていくと、祠小屋・祠キャンプ場に到着。ここには避難小屋、トイレ、水場、キャンプ適地があり、楽しもうと思えば楽しめる場所かも?
 この後、中尾根登山道をひたすら下って行きます。やはり、単調ですが歩きやすい道です。
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 ひたすら下ると人工林となり、さらに下ると南伊奈ヶ湖エリアに到着し、遊歩道が現れロッヂなんかも現れます。ここまで来れば車道となります。
 ちなみに、中尾根登山口に咲いているアヤメがあった…!山頂と登山口はやはり標高が違うので、開花時期も違うのでしょう。まあ、アヤメに期待していなかったので、ここで見ることができてかなり満足しましたよ。もちろん植えられたものなのでしょうが、アヤメがどのようなものかを見れたので良いのです。
登り3時間15分、下り2時間10分。
累積標高差は約1200mでした。

IMGP2866.jpg ちなみに今回買ったお土産は、野辺山ドライブインで買った信州りんごパイ。そういやあ、信州ってりんごの産地でもあるようですがりんご果樹園見たことないなあ…。青森を旅行したときはよく見かけたのですが。
 今回は標高2000m前後の山々を登ったわけですが、まだそんなに気温が高くなっていないのでまだこのレベルの山は登れそうですね。まあ、これからは週末が雨になりまくって、晴れたと思ったらかなり暑くなっていたということが起こりそうなので、柔軟に計画を立てていくべきでしょうね。

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Posted by YU