山伏 登山

 GWが終わった直後でも休みが晴れてたら登山行くよ!
 というわけでちょっと遊び疲れていても頑張って、今回は静岡県と山梨県の県境にある300名山、山伏(やんぶし)に登ることにしました。
 日帰りではきついので、麓のキャンプ場で前泊しました。


黄金の湯静岡市立梅ヶ島キャンプ場
 まず名古屋から国道1号線を通って静岡市まで行き、そこから梅ヶ島を目指していきます。国道1号線の浜名湖辺りはものすごく走っていて気持ちよかったし、梅ヶ島までの道もかなり川と山が美しかった…。
 梅ヶ島でキャンプしてからその次の日に山に登ることにしたので、この日は黄金の湯という温泉に入りました。湯質は鉄分が多そう?で浴槽は中と外とぬるま湯があり、洗剤などもついています。休憩所はかなり広く、テレビや座布団や長机みたいなものが揃っています。ここは休憩所をウリにしているのか、「温泉と休憩あわせて3時間で500円」というようなシステムになっています。800円払えば一日中いることが出来ます。17時半で閉まっちゃいますけど。
 キャンプ場は静岡市立梅ヶ島キャンプ場。受付は17時までで、自分が来たときは17時を越えていたのですが管理人が帰ってきて特別に受付してくれました。まあそれだけならよかったのですが、なんかものすごく「特別に受付してやるよ、感謝しろよ」みたいな雰囲気を醸し出しまくって結構嫌な感じ。料金は300円で、なんと予約制らしい。地面は砂利。雨の心配が無いからキャンプ場ではなくて川沿いで野宿しても良かったんですけどね。
山伏
山伏 山伏には西日陰沢コース、大谷崩れコース、牛首峠コース、林道からのコースの4つあるそうです。そのうち大谷崩れコースと牛首峠コースは多分崩壊?しているようで、初心者は登ってはいけないようです。林道からのコースは登山というより気楽なトレッキングだと言えるほど、簡単に山頂に立つことができます。
 今回は登山道が整備されていて登りがいのあるコース、西日陰沢コースで登ることにします。
山伏駐車場山伏登山口
 黄金の湯近くの新田から登山口を目指していきます。大谷崩れへの分岐からはダートになりますが、フラットダートなので特に心配することは無いでしょう。ダートを進んでいくと登山者用の駐車場があるので、ここに駐車しましょう。
 駐車場から少し林道を進むと山伏登山口です。写真右側の沢が西日陰沢で、このコースはこの沢を遡っていくような形で登っていくことになります。
危なげなく渡渉していく使われなくなった山葵田
 登山道は、かなり歩きやすくて荒れているところはほとんどありません。沢沿いのコースなので沢を渡る箇所がいくつかありますが、どこも橋がかかっているので慎重に渡ればまず大丈夫。
 最初はトロッコ道(?)があるので一体こんな山奥で何に使うのか?と疑問に思っていたのですが、登っていくうちに山葵田があったので、おそらくこのために使っていたのでしょうね。今はもう全く山葵も栽培されていませんが、田には今でも清流が流れ続けています。
怖い大岩蓬峠
 登山道の途中に大岩発見。かなり絶壁で、今にも転がってきそうで怖いですが、岩の上には大木が元気に育っていたので大昔からずっと動いていないのでしょうね。
 大岩を過ぎて渡渉すると、山頂まで登りになります。基本的にトラバースのような道が多く、一定の傾斜で歩き続けることが出来るのであまり疲れません。のどが渇いたらそこかしこにある清流で喉を潤しましょう。コップと水の通り道の2本の管があるところがこのコースの最終水場なので水の補給をしておきましょう。
 水場を過ぎて少し進むと、蓬峠です。ここにはベンチがあります。ここが登山口から山頂までちょうど半分くらいなので休憩しておきましょう。展望はそれなりにあるので気持ちが良いです。
 
くねくねとゆっくり登る稜線では傾斜が緩やか
 蓬峠から山頂方面を見ると、かなり近いように思えますがやっぱり距離はそれなりにあります。峠から山頂への道は基本的に尾根上を進んでいきますが、ちょくちょくトラバースすることになります。そのおかげで一定のペースで気持ちよく登っていくことができます。
 樹林帯の道なのであまり展望はありませんが、樹の間からたまに富士山が見えたりします。一体山頂に立ったらどんな景色が待っているんだろうかとワクワクしながら登っていったので、登りは疲れたというような印象は受けませんでした。
 稜線近くになると傾斜が緩やかになります。
山伏山頂辺り山伏山頂
 山頂間近では急に樹林帯から笹が生い茂る草原が広がるようになります。おかげでかなり広々とした感じで気持ちが良い!
 開放感溢れる登山道を歩いていくと、山伏山頂(2013,7m)です。周りの傾斜が緩やかなので、山頂に来た!という感じはあまり無いのですが、景色が最高すぎるのでそんなことにこだわる必要なんて一切無いと思えるほど超満足しました。
 ちなみに山頂からほんの少し先に進んで笹を掻き分けて行くと、南アルプスの展望所があります。
 
富士山がものすごく綺麗に見える南アルプスはまだまだ残雪期
 山頂からはまだまだ雪が残っている富士山と南アルプスをかなりはっきりと見ることが出来ました。特に南アルプスは雪が残っているおかげで、立体的に山肌を見ることが出来ました。山頂は晴れ、寒くも無く暑くも無い気温、南アルプスはまだ雪が残っている。今回の登山、ものすごくベストな時期に登ったのかも?来て良かった!
 
 山頂でものすごく良い気分になったので下山開始。下山中は結構人に会いました。駐車場まで戻ると、車が一杯でした。林道からのお気楽ハイキングする人が多いかと思ったら、別にそんなことはなかったんだね。
登り2時間半、下り1時間半でした。標高差は1100mくらい。
 他の山に比べると、下りがかなり早くなっているような気がする。登山道がかなり歩きやすかったから、ガンガン降りることが出来たってわけかな。

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Posted by YU