サイコ・プラトーン完結編 感想
・・・
前作が変態サスペンスRPGだったのに対し、今作は大分シリアスでした。
前作とは違ったベクトルでのサイコでした。
ドット絵の美麗さは健在です。
前作と同じ、もしくはそれ以上の美麗さで私たちを楽しませてくれたでしょう。
しかし、今回はそれ以上にストーリーが際立っていたと思います。
後半ではおちゃらけなしのシリアス一辺倒!ってな感じで、トラウマが蘇ってきたり、人が死にまくったりと・・・
まさに猟奇的であると言えました。
もうあのキノコが人に寄生しているところで、筆者のトラウマであるバイオベースが記憶から蘇ってきましたよ・・・
ああいやだいやだ。
突然ですが、エンディングの感想を書きます。
筆者の一番気に入ったENDはヒロミOLENDです。
このENDはアキやほかの人間がたくさん死んで、決してハッピーエンドでは無いんですね。
でもね、この顔を見てください。
このニヤリとした顔
前作OPではおどおどしていて、会社では決してこんな顔はしませんでした。
しかし、サイコ・プラトーンの活動を通じてヒロミはたくさんの刺激的な冒険をして、変わりました。
もう愛する人はいませんが、一人で気丈に生きていくというENDだと思います。
なぜ筆者がこのエンドが一番好きかを考えてみました。
このエンドではヒロミのボーイミーツガールならぬガールミーツボーイな話になると思います。
アキに出会ったから、刺激的な冒険をすることになった。
そして、その冒険が終わればアキはいなくなり、ヒロミだけが残る・・・
ヒロミはまた元の生活に戻る・・・が何も変わっていないというわけではない。
ヒロミ自身が変わり、強くなった。
・・・いい。最高にいいじゃないですか!
切なさと、ハリウッド映画みたあとのようなすっきり爽快感、この二つが毛玉のようにぐちゃぐちゃ混ざり合って最高に気持ちのいい感じを生み出してくれているんすよ!例えがダメか!?
ハッピーエンドのヒロミ花嫁エンドは、
何か、
あの二人両方ヤンデレになって殺し合うんじゃないんかと
もうほんとに心配で心配で・・・
そんなしこりが残ってハッピーとは思えませんでした。
むしろバッピー?
ストーリー上にあった平和だの何だのの感想は省略します。
正直このストーリーでは動機よりも、手段や過程などもろもろのことに本題があったと思ったからです。
いかに自分の欲望を満たし、楽しむか・・・
それこそが、狂気であり、、変態であり、そしてサイコであると言えます。
みなさんもただ自分が欲求を満たしているというだけで、知らないところで狂人扱いされているかもしれませんよ?
なんて勝手に思いついたことを言ってみたりしてみた。まあ狂人の言うことは真に受けませんように
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