タオルケットをもう一度3 感想
雑記
夏に北海道ツーリングと北アルプス縦走計画中。
日程が一番の課題ですな。
タオルケットをもう一度3(リメイク)
タオルケットシリーズは唐揚げたんぽぽさん(改名を何回かしていますが)が一人で作ったフリーゲームです。このゲームに出てくる大部分のグラフィックはほとんど自作であり、その質感はどこかほんわかしたような感じでプレイヤーをなごまさせてくれるように思います。
その甲斐あってか、このゲームは大抵「ほのぼのとしたゲーム」として大手フリーゲームサイトなどで紹介されています。実際、このゲームに出てくるキャラクターはかわいいものが多いし、敵キャラも見た目可愛いものが多いです。冒険のきっかけも児童向けの物語に良くある、身体が小さくなってしまった、なんていうものですし。
しかし、上の画像のように「ほのぼのとしたゲーム」からかけ離れた描写がかなり多いです…。
一体なんだよ!目に性的暴行って!!
これは主人公たちが一番最初にたどり着く村ですが、しょっぱなからこんなの見せられます。作者は本当にほのぼのゲームを目指していたのでしょうか?
いや、もしかしたら周りがほのぼのゲームと言っているだけで、作者はそんな風に作った気なんてさらさらないのかもしれません。
このゲームにはほとんど人間が出てこない代わりに、鼠や野菜などの人外の生物がかなり多く出てきます。しかしそれらの生物は、人間にとってはかなり酷い殺され方や拷問を受けたりしています…。
それらの出来事で作者は一体何を言いたかったのでしょうか?身体の小さい生物だからといって、彼らの視点から見れば人間が彼らにやっていることもかなり残酷ってこと、なんて見方もありますがストーリーを考えるとそんなことは強調していない。やっぱり作者の趣味?
やっぱりこれも作者の趣味?
このコンチェルロボはコンチェルちゃんに恋い慕う小さな生物が作ったものですが、その変態っぷりは吐き気を催すほどです。
自分の好きな人のロボットを作って、自分が望む変態行為の数々をやらせるなんて…なんか、ロボット技術が発展した未来の世界の物語の一部に出てきそうでもあります。人肉缶詰と同レベルの気持ち悪さですが。
さて、そんな気持ちの悪い描写などを無視していれば、ストーリーの大筋に関しては結構ほのぼの系のゲームになっています。地球を征服しようとしたちっこい生物を見事倒し、主人公たちは元通りの大きさになってめでたしめでたし。
タイトルにもある、タオルケットは物語の中盤とラストに活躍します。一体たかがタオルケットに何が出来るのか?と思っていたら、本当にただのタオルケットとして活躍しています。まあ確かにタオルケットのおかげで主人公たちは救われたのですが、そんなオチか!と一人でツッコミをしましたよ。
このゲームにはかなり多くの外国の名曲や日本の童謡が使われているので、ただフィールドをぼ~っと動き回るだけでもかなり気持ちがいいです。誰もが知っている名曲は本当に心が安らぎます。ゲームをやらなくても音楽だけ聞くのもいいかもしれませんね。
後、キャラ萌えも個人的に少々あります。私の特にお気に入りなのは、ツンデレデレなコンチェルと、犬人間のぷっち、ですねやっぱり!
明らかに主人公を慕っているのがバレバレなのに一所懸命に隠そうとしているコンチェルは本当に可愛いです。ぷっちは…ククク何十時間も犬みたいに○してやりたいぜとまあ、何か拉致監禁してみたいような魅力があったように思えました。あら、ちょっとこのゲームの変態性に影響されてしまった?
このゲームを総括すると、100%ほのぼのゲームと勘違いしたお子様がやる恐れのあるほのぼの変態ゲームです。フリゲー紹介サイトは子供にトラウマを残さないために、本当のこのゲームの姿についても言及したほうがいいと思います。
やりこみ記録
・なし
タオルケット1 感想
タオルケット2 感想