クロノクロス 考察 フェイト編 後半

雑記
 やばいやばい
 名古屋暑すぎる
 5月なのに半裸で生活しているってどんだけだ


 やっと物語が始まってからのフェイトの行動とその目的を考察することが始まります。長かった・・・
 ホームではヤマネコもフェイトもいなくなったので、これからはアナザーのヤマネコとフェイトの考察だけになります。
 アナザーのヤマネコはガッシュの指示(?)通りにセルジュの出現を待ちます。
 そしてセルジュが現れると、次はどうにかしてセルジュを捕らえ、古龍の砦に連れて行ってそこで龍の涙で身体を奪おうとします。しかし容易に捕まえることは出来ません。そこでなんとかしてセルジュが自分を追うようにして、古龍の砦に行かせようとします。
 そのためにヤマネコはセルジュと繋がりがあるキッドを苦しませたりして、セルジュに恨みを持たせて自分を追うようにします。ツクヨミを使ってセルジュを足止めしたのは、自分や蛇骨大佐たちが古龍の砦にたどり着く前に追いつかれては困るから。蛇骨大佐にはもちろんそんな計画は伝えていないのですから、急ぐ口実が作られなかったのかもしれません。
 そして計画通りセルジュは古龍の砦にやってきて、ヤマネコはセルジュの身体を奪い、そして同じことをされないように龍の涙を破壊しておきます。
 これでヤマネコの計画の一段階は終わります。
 次にフェイトが活動するのは死海消滅イベントのときです。
フェイトは、マネコの姿をしたセルジュが何か手がかりを得るために死海にやってくると考えていました。そしてセルジュたちは本当にやってきて、ミゲルと戦って勝ちます。そしてフェイトは死海にある3つのワームホール、おそらく異なる時代のオパーサの浜のワームホールの3つ、を使って死海を攻撃します。そして死海にあったものは次元の闇の彼方へ消えていきます。
 フェイトが死海を攻撃したのはもちろん炎を敵の手に渡さないことであるのですが、目的がそれだけならセルジュがホームにたどり着いたときに死海を滅ぼしてしまえばよかったのです。ではなぜそうしなかったのか?
 おそらくフェイトにはまだ他にもそうした理由があったのでしょう。
 アナザーの神の庭に行くには死海跡のワームホールから行くことになります。しかし死海があったときにはそのワームホールを見つけることは出来ません。そしてアナザーのダークセルジュはそこを通って神の庭に行かなければいけません。そのためにアナザーのワームホールから死海のワームホールに3相の力を送ることで、死海のワームホールを見つけやすくしたのかもしれません。
 そしてあのタイミングで攻撃したのは、セルジュを消すためでもあったのかもしれません。もうあの時点ではフェイトにとってセルジュは邪魔者に他なりません。なのであんなことを行ったのでしょう。
 しかしアナザーに戻るとダークセルジュはセルジュを待っていたように振舞いますが、その理由は何でしょうか?それは後述する、フェイトの第二の目的のためです。
 
 死海消滅後、セルジュたちは天龍に助けられます。その後にはオパーサの浜のワームホールは元通りになって通ることが出来るようになります。そしてその頃ダークセルジュはモンスターを率いて島の人間を皆殺しにしようとしています。
 ワームホールが元通りになったのは死海が消滅したことにより炎が消えたからか、もしくはアナザーのフェイトがワームホールを通らせるようにしたからか、またはそれ以外の理由か判別がつきにくいですが、今のところはフェイトの仕業としておきます。
 一体なぜダークセルジュはセルジュの身体で世界の敵になるようなことをしたのでしょうか?
 フェイトは死海消滅後はいつでも炎へのアクセス権を取り戻すことが出来ます。それなのにちんたらやっているのはなぜでしょうか。その疑問を解決するために、クロノポリスでのフェイト戦直前のフェイトの台詞を載せます。

 おまえがこの星に生まれてきたことの意味を……、
 生きていることの意味を、
 教えてもらおう!!

 おそらくこれがフェイトの第二の目的であったと思います。
 フェイトは1万年以上もの間、人間や自然を監視し続けてきました。その中で生まれた、新たな種への夢。その夢を叶えるためにフェイトは「生きるということ」を知る必要が出てきました。生物の持つ力、意味、そしてこの星や宇宙のことなど。AD2300年ではすでに肉体のクローニングや精神のシミュレートなどで、生物のもつ神秘性は失われてきています。だからこそフェイトは疑問を持ったのでしょう。「生きるとは何か?」と。
 その疑問を解決するためにフェイトはセルジュのトラウマである猫科の姿で近づいたり、セルジュの身体で世界の敵になったり、セルジュと深い繋がりを持っているキッドをセルジュに襲わせたり、クロノポリスに誘って世界の真相を教えた後でセルジュを殺そうとしたり。一体それらの出来事で何が分かったのかは私には分かりません。しかしそれでも、フェイトには人の心の動きなどを知る必要が合ったのでしょう。
 後小さなこともう一つ、ホームの古龍の砦でダークセルジュが「姿を取り戻されるには少しばかり早すぎる」と言った意図は何でしょうか?
 おそらくちんたらしすぎたりセルジュに構いすぎて、クロノポリスの中に入って炎の間にたどり着くまでの色々なロックを外すときにセルジュに追いつかれると考えたのかもしれません。もしそうなら、運命の神なのにかなりアホっぽいです(笑)
 そして一番最後に、ホームでは神の庭は死海になっていましたが、アナザーの神の庭はそのまま残っているということは、おそらくフェイトは炎の力を得て人間や龍たちを操作することで無理やり調停したという未来の可能性が、あの時点では一番高かったのでしょう。そのおかげで何とかタイムクラッシュが起こる時間までは時喰いに未来を喰われないでいます。まあいつかは喰われるのでしょうが。
 そしてフェイトが死んだ後にクロノポリスが死海にならなかったのは、今度はその時点ではセルジュが時喰いを解放する未来の可能性が一番高くなったのかもしれません。
 とりあえずこれでフェイトが生まれてから倒れるまでを書きました。また他の登場人物を考察しているときに、整合性を持たせるために編集するかもしれませんが。
クロノクロス 感想
考察 フェイト編 前半
考察 龍とツクヨミ編
考察 ラヴォスと炎編
考察 ガッシュ編
考察 物語の終わり

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Posted by YU