四国遍路 26日目宇和~内子
26日目
早朝に出発。空の色がかなり怪しいです。でも新鮮で面白いです。
この日は宇和からひたすら歩いて歩いて歩いて!です。宇和から歩いて峠を越えて、大洲市入り。国道沿いはやはり色々店がありますが、まあ行く必要なかったんで行きませんでした。行き交う車の風に吹かれながら歩いて歩いて!
大洲中心地はやはり古い町並みが残っていました。古い町の規模が結構大きく、観光するとかなり楽しめそう。昨年の四国ツーリングでは海沿いしか観光しなかったので、またいつか四国内側の観光もやろうかなと思います。
古い町並みを越えると、国道沿いは大型量販店ばかりになります。その数はものすごいもので、大洲郊外で欲しいもの全部買えてしまうくらいの勢いがありました。ていうかスーパーの近くにスーパーあったり、ホームセンターの近くにホームセンターがあったりと、かなり競争しているようでした。もうちょいばらけたらどうなんだい…。
遍路道が国道から逸れるになると、いつも通りの田舎道になってきます。そう、これだよこれ!やはりかなり静かな歩行が楽しめます。ちなみに、内子手前で親が様子を見に来ました。あまり感動的再会とかにはならなかったな…。
内子も大洲よりかは小さいものの、古い町並みを持っています。宇和、大洲、内子と古い町並みのある町ばかりが続きますね。うちの地元にもこういうのがあればいいのに…まあ、私の出身地のやつらは新しいもの好きが多いから、しょうがないか。
内子を過ぎるとしばらくは軽く深山幽谷になってきます。高い山に囲まれた川沿いを歩くので、広い平地はほぼ皆無。少々閉塞感があります。
途中、梨の栽培と直売所が多かったです。梨ってこんな日当たりの悪そうな場所がいいの?休憩所にはお接待として梨が無料で置かれていました。ありがたすぎる…。申し訳ないから数十円納めておきました。
今日の野宿地は大瀬の休憩所。東屋の作りがかなりセンスあります。まあでもやっぱり、東屋横でテント張って寝ましたが。晩御飯はなすの麹漬けとご飯。
この日、思ったこと、歩き旅はペースがゆっくりだけど、道中の色々なものを堪能できる出来るということとはイコールではないかも。やろうとしたら堪能できますが、別にそれは車とかででも出来ることだったりします。他に思ったことは、街灯に照らされた体操服姿の女子中学生エロイ。
歩行距離:約35km
内子新風土記―内子の町並み、村並みを歩く旅 (2004/07) 内子町観光協会 |