四国遍路 5日目14番~勝浦川橋

5日目
昨日降っていた雨もやんで、快晴!次の14番は野宿地からかなり近いので、納経所が開く7時までにお参りを済ませておくように出発時間を調整。朝食は昨日お接待でもらったさつまいも。甘くてうめえなあ…。
野宿地からちょっとだけ歩いて14番札所常楽寺。境内には岩盤が露出しており、何だか特殊です。
7時に納経を終えてトイレを済ませて、出発。1kmも歩かないで15番札所国分寺到着。国分寺って、社会で習ったように一つの国に一つあるお寺のようですが、徳島のは小さめ?休憩はほとんどせずに出発。
一応徳島市に入っていますが、田園風景もかなりある田舎道。雨が降って晴れたときのアスファルトって、空の色を映しているよね。16番札所観音寺も小さめの寺。この付近は古くて小さな店が多く、雰囲気があります。
遍路道の標識に従って、狭い道をゆっくりと歩いていきます。やっぱり歩くときは大通りより昔ながらの道のほうが落ち着くし楽しい。17番札所井戸寺は結構大きく、徳島市内の札所の中では最も大きいんじゃないか?と感じました。名前は立派そうに思えないのにね!
17番から18番への道は、眉山山地の峠を越えていく道と市内中心部を周っていく道に分かれています。距離自体はやはり峠越えのほうが短いですが、私は膝サポーターを購入したかったので市内中心部経由の道で行きました。で、スーパーでサポーターを購入。
歩いているとお接待でジュースおごってもらいました。その人もお遍路に行ったことがあるそうな。宿も誘われたけど、たった一人の自由と不安の旅を味わうために断りました。でも、お誘いには感謝します。
眉山麓にある名水「錦竜水」で水を補給。昨年四国ツーリングで場所は覚えているんだぜ。
途中、おばちゃんからどら焼きのお接待。こういうときどうやったらお遍路さんらしい感謝が出来るんだろうと悩みましたが、手を合わせて「ありがとうございます」と言えばいいんだと思いつきました。
後、上の人とは別だけど、よくおっさんにも話しかけられたりもしますが、よく「どこ出身?」「(地元)です」「地元かよ!」と、若干失望されたりしました。悪かったな、地元で!おばちゃんならそんな反応しないんだけどな。
遂に道路標識に室戸の文字が!室戸まではまだものすごく長いですが、これから本格的な旅が始まっていくんだという実感がありました。地元民だから今まではそんなに旅って感じはしなかったんだよね、きついけど。
今日の野宿地は勝浦川橋の下。お大師様も橋の下で寝たことがあるようだから、それに倣って自分もやってみました。しかし寝心地は悪い!なぜなら橋の上を通る車の音がかなりうるさいから!
歩行距離:約20km
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