四国遍路 13日目安田~琴ヶ浜
13日目
朝飯はなすの味噌炒めと米。大豆製品はちゃんとしたおかずになるから素晴らしいな!弁当として焼きおにぎり作ってみたけど、醤油足りなくて形崩れる…。
27番は札所は山の上にあり往復することになるので、登る前にある程度荷物を置いて登っていくことにしました。テントなどをブルーシートに包んで人目につかないところに置こうとしたら、気づかずに野グソをブルーシートに触れさせてしまった…。何でこんなところに野グソなんかあるんだよ~(泣)
荷物を最小限にするとかなり軽くなりました。おかげでかなりの登りでもすいすい進めましたよ。今まで多くの歩き遍路に抜かれたのは荷物の重さからなんだ、そうなんだ…。
道の途中には秋の彼岸の代表の花である彼岸花が満開だったり、急坂にある集落から見た山並みが美しかったりと、歩いていて気持ちの良い場所でした。
27番札所神峯寺は一応山の中腹にあり、湧き水も豊富です。ここの水は高知の名水として知られているんだそうな。寺は山の上にあるだけあって、少々独特。緑の多さが素敵です。
山から下ったら置いていた荷物を積んで出発。重…。
海沿いを歩くことが多いだけあって、景色はきれいな場所が多いです。洞窟っぽいところに祠があって面白かったり、青い空と青い海に囲まれながら歩いて気持ちよかったり…。陽射しがきつくて少々ばてましたが。
安芸市中心街にヘルストン温泉という立ち寄り湯があったので入浴しました。営業時間は午後3時から午後8時、私が着いたときは午後1時。2時間も待つのには少し抵抗ありましたが、立ち寄り湯なんてあまり無いので、結局2時間昼寝して時間を潰すことにしました。
入浴料は360円、洗剤などは無し(購入可能)。浴槽は広くはないけど太平洋を望むことが出来るので、雰囲気自体はかなり広々とした感じ。これで温泉は2回目、やっぱり風呂は良いね。
昼寝と温泉で体力回復して出発。安芸市中心街は古い街並みだけど、寂れているのが寂しい…。
日が傾いてきているので陽射しは弱く、歩きやすい。国道近く海沿いの道をずーっと歩いていけるので歩くことに集中できて、さらに歩きやすかったです。お接待で500円くれたお坊さん、ありがとう。
薄暗くなってきても歩き続け、今日の野宿地である琴ヶ浜に到着。砂浜にテントを張って寝ました。ポールに砂が噛んだりして、少々面倒くさいことになったけど…。
歩行距離:約28.5km
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