四国遍路 6日目18番~20番札所
6日目
朝食はインスタントラーメンと0.5合の飯。汁無しラーメンにしたらものすごく濃くなって食べにくい…。米があって助かった。
やはり足裏が痛いから今日はテーピングしてみました。しかし結局は、効果は感じられなかった。どうすりゃいいの!?慣れるしか無いの!?とこのときは悩んでいました。
徳島市から離れるにつれて町の規模は小さく、店の数は少なくなっていく…。昨日は快晴だったけど今日は山の方が曇ってる。文字通り、雲行きが怪しい。
18番札所恩山寺は少しだけ山の上にあるお寺。途中の道で見たものすごく大きなミミズが気持ち悪かったな~。
18番から19番への道は基本田舎道。写真にあるようなかなり狭い道も通っていくことがあります。本当にこの道は昔ながらの遍路道なのかね?
19番近くの町は古いものが少し残る雰囲気ある場所。寺と町は一緒の時間を過ごしてきたのだろうか。19番札所立江寺は大きなお寺。事務所も大きく、丸坊主の人も多かったです。
山上にある20番目指して歩き始めます。ていうか、もうこの時点で身体のあちこち痛いんですけど…。
20番のある山の麓まではほぼ平坦な道を延々と。今思えばそこまで延々とじゃないけど、あのときは身体の痛みでそう感じたんだ…。しかもたまに雨も降ってくるし。
登り始めは舗装路。しかし急傾斜だし濡れているしで、ものすごく滑りやすそうな道でした。もっとウォーキングに特化した靴の方が良かったかな~と考えていましたが、こういう滑りやすい道にはトレッキングシューズの方がいいんだよね。
登山道になって少しのところに、水呑大師という水場あり。お大師様が作ったんだそうな。でも途中のローソンで買ったアップルジュースがあるから補給は無し。
登りはやはり普通に登山っぽいですが、足裏がかなり痛んでいた私にとっては今までに比べてはそんなに苦労しませんでした。途中、くねった那賀川を望める場所があります。
20番札所鶴林寺は杉と苔のある湿気た場所。寺はそれなりに立派です。やっぱり山の上にある寺ってものすごく神秘的で雰囲気良いですわ。
20番からの下りは、体力が切れていた自分にとってはかなりきつかったです。雨も強まってくるしで、「このまま衰弱死するかもしれん…」なんて弱気にもなりました。今日の野宿地である麓の休憩所に着いたときは、もう本当にへとへと…。
集落自体はかなり小さな場所ですが、休憩所は案外綺麗です。屋根もついているし、ベンチもある。このとき台風が近づいていたようなので、東屋の中でテントを張り、ロープでテントと東屋の柱を繋げて風対策を行いました。たまに風と雨がかなり強くなることがありましたが、特にトラブルも無く夜を過ごすことができました。
歩行距離:約23km
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