ウーマンコミュニケーションの感想――好き?つまんね?俺にはガチぶっ刺さる珍ゲーム

2023年にSteamで発売されたアドベンチャーゲーム、「ウーマンコミュニケーション」をプレイしたので感想をカキます。

まー、んー、これは一発ネタで終わると思いきやシステムとストーリーが密接に関わり、ラストボス戦の熱さもあった、すごく王道で真っ当な部分があったのは、うん、高評価です。
ただのバカゲーと思えず、実は万人受けしそうなものでした。

やりこみ記録

全実績制覇

取り逃し要素もありますが、なに、ほんの数時間で終わるのでやり直しは苦痛でもありません。
スキップ機能もきちんこありますしね。

 

感想

バカゲーと思ったら、ドキドキ文芸部だった。

しかも、リアル生活に残る呪いをかけられた。

 

ゲームは楽しいもの、熱くなれるもの、勉強になるもの様々ですが、後遺症が残るのは数少ない。
このゲームはその少ないものの一つ。

プレイ中は流れる様々なセリフの中に「何か淫らな言葉が紛れていないか」を神経とがらせてチェックするため、クリア時にはその習慣が身についてしまう。
その状態でリアル生活を送るとどうなるか?
何でもない言葉をチェックしてしまうようになるのだ。

今日も仕事中に届いたメールに対して、無意識に「あれ?これって……?」とまるで天からの啓示のようなものを受け取ってしまった。
「うん、違うってそれ」と否定はするけど、そういう無意識が育ってしまう。

 

無意識に発する言葉を指摘する。
こんなバカゲーからまさか、「無意識」に焦点を与えるストーリーにするとは!

こういう捻った第四の壁的なストーリーは特にアメリカを初めとする海外で人気だから、もし翻訳されれば多分人気になると思う。
これ以上なく翻訳が難しいゲームだけどね?
英語だったらどうなるんだろうね?canalとか?cossackとか?medickとか?

 

プレイ時間は短いですがこれ以上長くなっても飽きてきそうなので、ボリューム的にはこれでちょうど良かったと思う。
まさに同人ゲーム、インディーズゲームってな雰囲気で、自分の見方や認識を変えてくれる全然つまらなくないゲームでした。

市販ゲーム

Posted by YU