金剛山地縦走 2日目

 2010年の11月11日~12日にかけて、大阪府と奈良県と和歌山県の県境にもなっている金剛山地を、紀見峠駅から二上山駅まで縦走してきました!
 2日目は金剛山から葛城山を越えて、二上山駅へ下山です。
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1日目 紀見峠~金剛山


2日目
金剛山地縦走3金剛山地縦走4
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 縦走二日目。朝起きたときは風が強かったのですが星が見えるほど晴れていたので、何とか大丈夫かな~?と思っていましたが…。
 まだ薄暗いうちにテントを片付けて出発。多少暗くてもダイトレ上を歩いていれば怪我をする心配はほとんどありません。車が通れるほど整備されていますし。
 金剛山山頂を目指していると、まだ薄暗いのに人が結構いてびっくりしました。
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 金剛山頂(1125m)は葛木神社の敷地内にあるようなので、その頂には行くことができません。ですので、山頂はこの葛木神社でいいでしょうね。
 神社から転法輪寺までは参道が整備されていて、道脇には灯篭などのいろいろなものが置かれています。
 転法輪寺にも行きましたが、まあ、普通の寺にしか見えません…。
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 転法輪寺前には売店やトイレなど、結構いろんな施設があります。山頂広場もあり、そこから奈良県側を望むことが出来ます。もやがあってあまり見渡すことは出来ませんでしたが。
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 転法輪寺の脇あたりから北を目指します。ダイトレのルートではないですが、かなり踏みならされた道なので歩きやすいです。少々分岐が多いですが、尾根上を北に進んでいけば大丈夫です。
 小さなピークである大日岳で御来光。雲があったので日の出は遅かったです。
 水越峠に向かって降りていると林道になり、ゆるやかに下っていきます。途中では葛城山の山頂エリアを見たり、金剛の水という水場でのどを潤したりしました。
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 林道は長いですが歩きやすくて気持ちがいいです。水越峠からの林道コースでも平日なのに結構人に会いました。
 段々雲が厚くなってきて、かなり怪しい天候になってきました。
 水越峠に着いた頃はパラパラと雨が降ってきました。週間天気予報では降水確率20%くらいだったのにな~…。水越峠は路上駐車している車が多かったです。
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 峠から急登していくと山頂エリアに着き、ロッジやロープウェイへの道などがあって、少し人気が出てきます。
 大和葛城山頂(959.2m)はかなり展望のよさそうな草原ですが、このときはかなりの濃霧でしたので何も見えませんでした…。先が見えなさ過ぎてどっちに行けばわからなくなることが少しあって、少々タイムロス。
 この後はダイトレをずっと辿っていって北を目指します。紀見峠から金剛山への道のように、人工林が多くて展望はありません。
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 あまりにも写真を撮る箇所が無いので岩橋山頂の写真を撮ったりしました。アップダウンを繰り返しながら稜線を進んでいきますが、岩橋山あたりから体力が減ってきて疲れやすくなってきました。
 ずーっと進んでいくと林道に出て、竹ノ内峠の国道に出ます。ダイトレは国道に出て左側に続いていますが、今回は稜線を歩いていきたいので国道に出て右側に行ってから山に登っていきました。
 この辺りから少々見晴らしが良くなってきましたし、天気もすっかり回復していました。
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 稜線を進んでいくと、二上山の雌岳に着きます。雌岳山頂は南側180度くらいに展望が開けている広い公園で、ベンチなどが整備されていて人も多かったです。
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 雌岳から馬の背へ降りて登り返すと、今回の縦走最後の山である雄岳です。雄岳山頂は広いですが、展望はなく神社しかないので、誰一人いませんでした。少々縦走しきった!という爽快感がありませんが、まあいいか。
 雄岳でゆっくりと休憩して、二上山駅を目指して下山します。
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 二上山駅への下りは単調なものでしたが、沢に溶岩らしきものを発見!二上山は火山らしいですがこのように溶岩が露出するのって、あまりないんじゃないかな?何も説明板みたいなのがなかったので、本当に溶岩かどうかはわかりませんが、でも見ていておもしろいです。
 二上山駅まで民家脇を歩いていきましたが、少々迷いました。二上山駅までの道を示す標識は少なかったです。
 二上山駅から最後に二上山の写真を撮って、今回の縦走は終了。自動販売機で買ったオレンジジュースが身に沁みましたよ…。
行動時間9時間。
登り約1300m、下り約2250mでした。

 電車に乗っていると、電車の「ガタン、ゴトン」と民家が自分の目の前を過ぎていく様子が、私に哀愁を感じさせました…。これまでは「家」をただの「建造物」としてしか見ていなかったのに、今回は「家」を「人が住んでいる家」として見ることが出来、人々の「生活」を考えて少しだけ「人生」を感じました…。
金剛山地縦走 1日目

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Posted by YU