猫の恩返し 感想

雑記
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猫の恩返し 感想 
 ジブリアニメの「猫の恩返し」の感想を書いていきますよ。
 いつも感想を書く前に、物語を完璧に理解するために本編以外のことをいろいろ調べたりするのですが、レンタルDVDには製作秘話とかが無かったので、ネットで調べてみるとこちらの基礎資料というページにいくらか載っていました。後、レンタルではないDVDに製作秘話や絵コンテ集が特典として載っているそうですが…。
 
 猫の恩返しは企画が宮崎駿で、監督は新人の森田という人です。大御所があまり関わっていないという点では「海が聞こえる」と同じようですね。これからもジブリはたまに新人が作ることがあったりするんでしょうか?
 主題歌はつじあやのさんが歌っていますが、この曲は当時のオリコンのランキングでもよく載っていましたね。
 ストーリーの感想ですが、まず言えることは、超のんきで気楽な雰囲気の漂う物語だということですね。
 主人公のハルちゃんはかわいいし、バロンはものすごくかっこいいし、一応悪役は出てきますが憎めないやつですし。なんだか、人間の嫌なところ駄目なところをそのまま取っ払ったような登場人物たちの性格が良かったです。
 確かに漫画版の「風の谷のナウシカ」のような深さや重さは一切無いので、物足りない、と思う人もいるでしょうが、個人的にはこの猫のような気楽さこそが何かの本質みたいな感じがしてどことなく感慨深く思えました。
 
 後、そこかしこに含まれる小ネタも良かったですね。バックグラウンドでケンカしていたり猫の国では猫専用の道具や食べ物があったりしますし、よくよく見ているといろんなところが作りこまれていてかなり面白いです。
 そういやハルちゃんってこれまでのジブリには無い女の子でしたね。のんきで天然っぽい性格ながらも現実の女の子のようですからね。そのおかげでリアルにもアニメらしくにも見えて、ジブリとしてはかなり新鮮でした。それに、猫ハル(もちろんノーマルも)はジブリヒロイン屈指のかわいさだったねえー!
 この作品はかなり気楽に視聴することが出来るので、一人で夜のロードショーを見るよりDVDで快晴の真昼に誰かと一緒に見たほうがかなり清々しいと思います。私がこの作品を始めてみたときはそのような状況だったので、あのときの清々しい感動が今でも残っています。
 視聴後は、心が空っぽになるほどに悩みや苦悩とかが消し飛ぶような、そんな映画でした。

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(2003/07/04)
池脇千鶴袴田吉彦

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Posted by YU