LISAの感想――報われぬ正しさと信念
2012年からLISAシリーズとして開発されていたものが、2023年に日本語にも対応した決定版として各プラットフォームで発売。
今回はもちろん決定版(Definitive Edition)をプレイ。
個人制作でツクール製なのでチープ、とはいえそこに描かれているものは大作RPGより心を動かすものかもしれない。
報われぬ者、自省的、そういうストーリーラインに弱い自分にはグッときましたよ…
やりこみ記録
・全実績制覇
DE版にはpainfulとjoyfulにそれぞれラスボスより手強い裏ボスが追加されています。
joyfulは耐久戦法でどうにかなったけど、painfulはセーブポイントめちゃくちゃ遠いのに事故死してやる気無くしたので断念。
というわけで裏ボス撃破は動画見て終わりにしました。セーブポイントくれよ~
感想
ストーリーも道中の難易度も、つれえわ。
特にPainful。Joyfulは難易度それほどでもなく。ペインモード無いしね。
ゲーム性的には理不尽なものが多く、しかもペインモードだとセーブが制限されるので一周目はノーマルにしておこう。
1周目は攻略情報見ないでペインにしたので、「何だこのクソゲー!」と軽く思ってしまったよ。
そういうわけでゲーム性的にも万人向けなゲームではありません。
RPGにありがちな、回復、レベル上げ、セーブの一連の流れがいずれも自由にできるわけではないので、場合によっては詰まることもあるかも。
一周が短いのでやり直しもしやすいけれども。でも序盤の移動速度低いのがストレス貯まるけれども。
途中でいくらか倒すことになるジョイモンスターたちは、一撃死と風貌の気持ち悪さが記憶に残るやつら。
一人残らず元・人間ていうのもね…。
一番キたのは、やっぱりJoyfulのラストバトル前後。
ブラッドが目指すことも、立ちはだかる者たちも、バディ自身も、誰も悪意は無いのに、全員が血まみれの悲劇的な結末で終わるという。
俺は正しいことをしたのか?
彼なりの正義を果たそうとしていたが、自分でもそれがバディの願いを叶えるものでもないことが分かっていたがゆえのセリフでしょう。
誰かを守ることは自己犠牲的でもあり、自己満足でもあり。
どうして、こうなってしまったんだろう…
とつくづく思うEDでしたよ…