ビビッドナイトの感想――完成度の高いローグライク&オートチェス
2021年にリリースされたパーティー構築型ローグライクゲーム、「ビビッドナイト」をプレイしたので感想を書きます。
可愛い絵柄のメルヘンチックな雰囲気ですが、難易度はピンからキリまで。
特に通常エンディング後から追加されていくダンジョンは非常に歯ごたえがあり、実力だけでなく運も良くないとクリア出来ません。
難易度とシステムは練り込まれており、小粒ながらも中毒性が非常に高い良作ゲームでした。
やりこみ記録
全実績取得
全実績取得はそれほど難しくありません。
通常エンディング後からプレイできるゼオラの特有のシンボル集めや、その他制限プレイをこなせば取得していけます。
「迷宮の踏破者」が、別のゲームで言うところの「隠しボス撃破」みたいな立ち位置でしょうか。
ビビッドナイトでは、この実績が最も難しい実績となることでしょう。
……ただし、徐々に難しくなる魔女の迷宮は1から始まり、9まであります。
とりあえず今この記事を書いている時点では、7までしかクリアできていません。
7にしたって何度も何度も挑戦してようやくクリア出来たレベル!
全てのダンジョンをクリアする頃にはプレイ時間も膨大になりそうなので、ひとまずの区切りということで記事を書いています。
これからもちょくちょくプレイしていこうかな。
全体的な感想
一応はストーリーもありますが、添えるだけレベル。
キャラと世界観に愛着を持たせるくらいのものなので、邪魔にならないだけヨシ!
プレイのテンポは非常に良く、ゲームの多くを占める戦闘シーンは洗練されてます。
ターン中に次のターンのコマンド(ジェム)を選択出来るとは、おみそれいたしました。
移動シーンも非常にサクサク。
長々とした演出もありません。ジェムを生み出してくれる時もスキップできるし。
プレイを進めていくごとに強いジェムや強いキャラクターがわかるだけでなく、シンボルの効果やボスの相性が分かってくるなど、プレイヤー自身が知恵を身に着けて強くなっていくローグライクの醍醐味も存分に味わえます。
同じキャラを合成して強くする!ってのはソシャゲとかではありがちですが、シンボルシステムの存在が一気に奥深さを強めてくれました。
自分の場合、ゲームを進めていくにつれて以下の順番で学んでいった気がします。
合成やレアリティを知る
↓
ジェムのシステムを深く知る
↓
シンボルのバフデバフが強力であることを知る
↓
無理して金星は作らず、銀星でシンボルを集めるほうが強くなることを知る
↓
最初から最後までキーン管理がゲームの半分を占めることを知る。
↓
ただシンボルを集めるだけでなく、強いシンボル・キャラを厳選しないと資源が不足することを知る
↓(←今ここ)
ダンジョン構成からシンボル・キャラ・階の報酬とボスとの相性を鑑みて、クリアできそうだということを予測できる
ゲーム性に非常に特化していながらも、可愛いキャラクターを配置することでほんわかした雰囲気となった素晴らしい日本製ゲームでしたね。
これが海外製だと、やけに硬派でしかも愛着を持てないキャラやストーリーになったりしますから。
日本製の良いところよ。
自分なりのコツとか
マナの滴下
マナが階移動で回復しない、シビアな設定のダンジョン。
ただし魔女の迷宮1相当の、他の制限がないのが救い。
何回か失敗して分かったのですが、鍵集め+階段即降りではなく、一筆書きを意識して各階を巡る方が良いです。
このダンジョンは、キーンによるマナ回復、マナ回復エリアが多く、そのエリアは店やモンスターがいない場所に現れます。
なので、店やモンスターがいない場所のみを巡れるのならマナ収支はプラスとなります。
というわけであまり階段即降りはせずに、パーティー強化も兼ねて極力各階を巡りましょう。
もちろん、無駄に大きく往復することは避けるべきですが。
ジェム屋を使う時はマナが並んでいるときのみ。
ガチャを回して回して回すのです。
強いキャラなど
強いキャラとかシンボルも全部書こうかと思ったけど、別のサイトととかのほうが詳しいか。
ゼオラ編では以下の構成が強力。
・獣+オレンジ+魔弾+マタネコのハーミー(+角笛ジロチュー)による、連続回復&攻撃。
・グリーン+オレンジ+デスによる、高火力&復活耐久。最前線か中間配置かは、グリーンの数による。
アメリ編では、ガードと魔術師、リノ・スライ!後は分からん!