未来日記外伝 感想
雑記
20代前半くらいで引退するオリンピック選手とかいるらしいですね。
それにひきかえじぶn
未来日記モザイク (角川コミックス・エース 129-11) (2008/11/26) えすの サカエ |
未来日記パラドックス (角川コミックス・エース 129-16) (2010/03/26) えすの サカエ |
未来日記リダイヤル オリジナルアニメDVD同梱 (カドカワコミックス・エース) (2013/07/24) えすの サカエ |
みねねを主人公に外伝作品。本編7巻と発行年月が同じです。作者によると、残りの具材で炒飯を炒めてみた模様です。
全5編ありますが、最初の2編以外はコミカルな感じですね。みねねが未来日記を手にし、何を目指しているかを示す一話は、彼女を知るのにはかなり重要なもののようでした。
彼女の目的と行動を考えると、狂った世界を正そうとしているという面では正義ではありますが、罪の無い人も巻き込んでいるという面では悪です。でも彼女は善悪で区切られるというのではなく、半ば自暴自棄にテロリストをやっているのだろうかと、私は感じましたよ。
ムルムルが因果律を壊してしまったという、完璧にIFのストーリー、それがこの「パラドックス」です。ファンタジー成分は多めですが、だからこそやりたい放題出来て、笑えるようなシーンも多かったですね。
御目方教のエピソードは、本編ラストも読んでいると、あのシーンがこの『未来日記』のストーリーの中でもかなり重要だったことがわかります。あそこで多くの日記所有者が関わり、どの選択をするかで一気に未来が変わっていくようでしたからね。神を目指すために積極的に他の所有者を殺そうとしていたやつって案外少数派だったのかも、なんてことも考えられました。だからこそ6thを救うことは、物語の全容を知るためにも意義のあるIFエピソードだったのでしょう。
ラストでは秋瀬が衝撃の事実を一瞬垣間見て、終わりです。本編ではその記憶がほんのわずか残っているようでした。そのため秋瀬は本編中で『答え』に行き着くことが出来たのでしょうか。もし秋瀬が本編で答えに行き着かなかったらどうなっていたのでしょうか。もしかしたら雪輝が由乃に殺され、由乃が何食わぬ顔で3週目を始めていたのかも…と、妄想が膨らみます。
これはアニメのみ視聴。漫画もあるのか…しかもアニメと漫画でちょっと展開違う様。大筋は一緒です。3週目のユノが記憶を引き継いで、ユッキーに会いに行くことになりますが、本編ラストシーンの補足のようなものですかね。
アニメは25分くらい?であり、本編のセルフパロとか日常シーンとかがあるのでシリアスシーンは少なめ。なので気負わずに視聴できました。
陰惨なシーンが多い本編ですが、個性的なキャラたちを活かしたリダイヤルのセルフパロはなかなか笑える代物でした。まさか御目方様が高坂なんざに惚れとるだなんて…そして即幻滅するとかww
目玉の12thの店も濃いものがありました。確かに12thのキャラ性はかなりのものでしたが、アニメスタッフもそれをわかっていたのか。
別世界の日記所有者たちのパロを全部やってくれると思ったけど、8thだけ登場して無いじゃないですかー!まあええけど。
秋瀬とユノが戦うシーンがありましたが、あっさりユノの勝利…。本編でユノが強かった理由は、一度未来日記ゲームに勝利した経験があるから、と思っていたのですが、3週目はどういうことなんだ…。
秋瀬が手を抜いていた可能性は十二分にありますが、普通の女子学生と日本刀持った文武両道の男子じゃあ、勝負は目に見えていると思うが。元々ユノはそういう護身術とか習得してたの?
終盤でスタッフロール、そしてエンディング。エンドテーマのタイトルは「HAPPY END」ですって!イイネ( ´∀`)bグッ!
そしてラストで本編の「星を見に行こう」に繋がります。強き心は時を超えて、ってやつですかね!でもここでちょっと疑問なんですが、どうして作者は星を見ることを雪輝の願いにしたのでしょうか?別に家族と一緒に海に行ったり山に行ったりとかでも良さそうですが…。最もロマンチックっぽいから?